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フェアに初めてラインアップするサントリー「響」シリーズ

　そごう横浜店は12月18日（金）より、クリスマスに向けた「クリスマス ジャパニーズウイスキーフェア」を地下2階大食品館「エブリデイ」の特設コーナーで開催し、有料試飲できるカウンターも設置する。

　若い女性たちにモルトウイスキーの人気が広がりつつあることから、サントリーの協力で企画された同フェア。2008年の父の日前に初めて開催され、「毎回大盛況で男女を問わず評判が高く、人気のイベントになってきた」と同店広報担当の花岡陽子さん。

　中でも特に評判が良かったのは「有料試飲の特設カウンター」。サントリーの人気ウイスキーをはじめ、秘蔵モルトや限定モルトなどが1杯300円〜500円で飲み比べできる。花岡さんは「女性1人で試飲カウンターを利用する方もいれば、家族との買い物から離れた男性が試飲を楽しんでいるようだ。初日の試飲開始時間は15時ごろからだが、2回、3回と重ねる度にカウンターの前で開始時間を待っている方がいるほど」利用客が増えているという。「男性なら自分用に、女性なら自分用だけでなくお父さんやご主人へのギフトとしての需要も高い」とも。

　4回目となる今回は「巣ごもり」傾向を踏まえ、サントリーの日本を代表するウイスキーを取りそろえるほか、通常店頭では販売しない商品も展開する。自宅での楽しみ方として、ウイスキーをソーダやジュースで割る簡単なカクテルの飲み方も提案。有料試飲カウンターでは原料や作り方の違い、経年比較（12年〜21年）による味わいの違いも楽しめるラインアップで対応する。

　販売ブースに今回初登場するのは、数々の世界的な賞を受賞している「響」シリーズ。熟成年数12年（5,250円）をはじめ、17年（10,500円）、21年（21,000円）、30年（105,000円）をそろえる。ウイスキーカクテル作りに、ギフトに最適な「響12年ミニチュア（50ミリリットル）＆ペリエソーダ」のセット商品も用意。

　そのほか「山崎」も10年から25年まで4種類、「白州」も4種類を販売。「蒸溜所限定アイテム」としては、「山崎蒸溜所秘蔵モルト」（10,500円）のほか、「白州蒸溜所秘蔵モルト」（10,500円）、「知多蒸溜所グレーン」（8,400円）、「山崎パンチョン」（9,450円）など、会場では約20点を販売する。

　有料試飲カウンターには、販売ブース同様に「響」を今回初めてラインアップし、12年から21年まで（1杯300円〜500円）を用意。「山崎」や各蒸溜所で販売している秘蔵モルト、限定モルトなども含め、計9種類（15ミリリットル＝300円〜500円）を提供する。中には試飲本数がそれぞれ1本と限られているウイスキーもあり、無くなり次第終了。試飲カウンターではフルボトルを購入客先着150人にテイスティンググラス1個を進呈するほか、試飲した人にはパティシエの高木康政さんがプロデュースするラスク専門店「ラスコッティ 東京」のラスクも試食できる予定。

　花岡さんは「自家需要だけでなくクリスマスギフト需要としても期待できる」と自信をうかがわせる。会期は同20日（日）まで（18日のみ有料試飲カウンターは15時から）。

そごう横浜店