デパチカドットコム

写真を拡大

「オトコによるオトコのためのスイーツ」開発にチャレンジする状況をブログで配信する、東武Sweets男子委員会メンバー

　近ごろ若い男性の間で増えているのが、あまり酒を飲まず、「スイーツの食べ歩きが趣味」「スイーツのブログを配信している」などの「甘党男子」。そうした男性をターゲットにした商品も注目されている中、東武百貨店池袋店でも男性社員による「東武Sweets男子委員会」が発足した。

　百貨店の業務の中で「何か面白いことを」と誕生した同委員会は、「味だけでなく、目でも楽しめるようなスイーツが好き。特にアイスクリームが大好き」「甘すぎるより、苦味のあるものの方を好み、見た目より味のこだわり重視」など、スイーツ好きを自他共に認める食品部の若手男性社員6人が結成した。

　「デパ地下の商品はかわいいものが多く（男性としては）買いづらい」「お酒入りのスイーツもあるが、どんなお酒を配合するかの点にこだわりたい」など、スイーツに対して男性なりの視点を注ぎ込んだ商品が少ないことに端を発し、委員会立ち上げに至ったという。

　当面の活動としては、来年のバレンタインデーに向け、男性にとっても女性から「こんなチョコレートをもらいたい」「自分用にこんなチョコレートが食べたい」の希望があることから、テーマを「男性が自ら買って食べたくなるスイーツ」の開発を目標に据える。有名パティシエとタッグを組み、「風味・食感・価格・パッケージ」など細部までこだわったオリジナルスイーツ開発に取り組む。

　商品発売日は2月9日（火）を予定しており、開発裏話やプライベートなどをブログ（12月3日より開設）で公開する。同店広報担当の小川愼哉さんは「今回のバレンタインのオリジナルスイーツを皮切りに、今後も業務の傍ら、男性目線でスイーツ開発に携わり活動を行っていきたい」という。

東武Sweets男子委員会東武百貨店池袋店