ヘッドラインニュース
西武渋谷店にブーランジェリー「パン オ トラディショネル」−百貨店初登場
(2009年10月27日)
西武渋谷店の地下1階食品フロア「ザ・ガーデンプラス」に10月23日(金)、ブーランジェリー「パン オ トラディショネル」がオープンした。
場所は「専門店ゾーン」の一角で、売り場面積は約40平方メートル。店内に厨房を設け、常に焼きたてのパンを提供する。同店を手がけるのは、PAT(パット)。今年春、北海道円山公園の「マルヤマクラス」に1号店をオープンしたが、百貨店への出店は今回が初めて。
同店では、厳選された小麦粉や発酵バター、天然酵母「ルヴァン・リキッド」を使い、低温で18時間以上発酵させるという伝統的な製法を用いたパン生地で焼き上げる。PAT代表の木村寛さんは「とにかく素材にはこだわっている。ヨーロッパ風のパンに仕上げたいのでパン生地に使用する小麦はあえて国産小麦ではなくフランス産、オーストラリア産などの小麦粉をブレンドしている」と話す。
商品群は、食事系が最も多く40%を占め、クロワッサンなどのデニッシュを含む菓子系のパンは30%強、バゲットやチャパタを使った本格的なサンドイッチが10%程度、さらに「ついでに買ってほしい」というスイーツは「パン職人が作るお菓子」をコンセプトに10%弱の割合。
店頭では、小麦粉の風味が楽しめる主力商品「バゲットトラディショネル」(295円)をはじめ、「トマトのチャパタ」(270円)、「セーグルフリュイノア」(242円)、「クロワッサン」(189円)、「フロマージュオニオン」(372円)など約50種類を取りそろえる。木村さんは「焼き上がりも含め、パンの『色』にもポイントを置いている」とし、随所にこだわりをみせる。
木村さんは「トラディショナルな作り方を基本に、そのエリアに集う人々とパンのある素敵な生活を共有できる店を作っていきたい」と意欲をみせる。
西武渋谷店広報担当者も「事前のアンケート調査の結果、渋谷周辺、1.5キロメートル圏内に居住する人たちの7割が朝食はパンだったので、おいしいこだわりのパンを販売する『パン オ トラディショネル』はお客さまに受け入れられるのでは」と期待を寄せる。
西武渋谷店パン オ トラディショネル
アーカイブ
阪神梅田本店で「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」−「特製ふたつ星弁当」など250種 阪神梅田本店8階催事場で1月24日(火)、名物催事「阪神の有名駅弁…
松屋銀座「バレンタインワールド」に全81ブランド−日本人ショコラティエ&国産素材に注力 松屋銀座でバレンタイン商戦が始まっている。8階イベントスクエアぁ
トルコ発「ナーディル・ギュル」「ディヴァン」、松屋銀座にアジア初の常設店 松屋銀座・地下1階洋菓子売り場に11月11日(金)、トルコ・イスタァ
松屋銀座デパ地下に冷凍食品コーナー「ギンザフローズングルメ」新登場 松屋銀座地下2階生鮮売り場の一角に8月31日(水)、冷凍食品コーナ…
横浜高島屋デパ地下で代替肉「大豆ミート」のフェア−総菜・パンなど限定品約40種 横浜高島屋地下1階食品売り場で2月16日(水)より、代替肉の大豆ミ…