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松屋銀座で「GINZA人の選ぶ『美モノ+粋モノ』」−オールドパーのパンとスイーツ
(2009年10月14日)
松屋銀座は10月14日(水)より、松屋創業140周年を記念し「銀座」の街を生かした企画「GINZA人の選ぶ『美モノ+粋モノ』」を1階スペース・オブ・ギンザで開催する。
同企画は、松屋銀座のバイヤーが厳選した商品を、銀座を拠点に活躍する若だんな、若おかみ、雑誌編集長、NPO法人世話人といった5人の「GINZA人」の選択眼でふるいにかけ、女性の永遠のテーマ「美」と、銀座に備わる感性「粋」を切り口として選んだ、「銀座のこだわり」を感じさせる商品を紹介するもの。
2007年には「男性目線」を意識し、銀座の若だんなと男性バイヤーたちがコラボレーションし企画した「銀座の若旦那が選ぶ『粋モノ』づくし」を提案。会期中、銀座ならではの企画商品に男性はもちろん、多くの女性も詰めかけ、好評だったという。今回、松屋銀座イベントリーダーの岸利行さんは「モノを通して心が豊かになる商品を提供したい」と話す。
「食」では、老舗呉服・和こもの専門店「銀座いせよし」5代目若おかみの千谷美恵さんと、松屋銀座和洋菓子担当の今井克俊バイヤーがコラボレーション。おいしさだけでなく、商品の持つメッセージや伝統、格式を意識した「銀座の手土産」を提案する。
千谷さんプロデュースによるオリジナル手土産には、ウイスキーの名酒「オールドパー」を使ったオリジナル商品を企画。「オールドパー」と銀座は昔から物語が数多く存在し、「仕事を終え帰宅した後、お酒の入った気の利いたものを夜に食べたい」千谷さんの思いから「ウイスキーが主役になれる商品を」と2種類が誕生した。
「メゾンカイザー」の「PAIN WHISKY E’COSSAIS」(長さ約18センチ=840円)は、オールドパーに一晩漬け込んだオレンジピールとチョコレートを生地に混ぜ込み焼き上げることで、かみしめるほどウイスキーの香りが感じられるように仕上げた。また「タントマリー」の「LINGOT ランゴ」(長さ約20センチ=1680円)は、オールドパーを加えて焼き上げた生地の表面にクラッシュアーモンドをまぶし、全体にオールドパーを染み込ませるよう塗り重ね、箱を開けたときほんのり香りが漂うよう仕上げた。
7月に行い好評だった、新潟・佐渡島の米粉を使ったスイーツも、パッケージも改め再登場する。トキの生育環境を整えるため米作り活動から処分される予定だった「規格外米」を活用し、米粉にしてスイーツに使ったもの。「パティスリー ドゥ・ボン・クーフゥ」の「米・コ・コ パウンド」(長さ約18センチ=1,155円)をはじめ、「キャンティ」の「米粉ロール」(長さ約15センチ=1,575円)、「銀座文明堂」の「米粉のカステラ」(1本1,050円)など、すべて松屋限定商品となり11種類を販売。
「農家の米作りには興味があり、問題意識を、手土産スイーツを通しメッセージとして伝えられることに賛同した。米作りも同様に、日本の文化を継承する立場として『精神』は共通していると思う」という千谷さん。完成した米粉スイーツを前に「良質の米だけあり、モチモチ、フワフワした食感はたまらない」と笑顔を向ける。
会場では、千谷さんが普段お遣いものとして利用する「銀座萬年堂」のほか、人形町「寿堂」など老舗の手土産も販売する。
会期は同20日(火)まで。
今回の企画に参加し、商品をセレクトした5人の「GINZA人」(関連画像)松屋銀座
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