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イートインで楽しめる「旅館 橘」の「的矢かき御膳」

　日本橋三越本店は10月14日（水）より、「旬味まるごと三重展」を本館7階催物会場で開催する。

　53回目を迎える同展は、三越にとって歴史ある催事。三重県松阪市が三井グループの歴史の源となる三井家の家祖で、三越の前身となる越後屋呉服店を開いた三井高利生誕の地であることにちなんだもので、毎年1回のペースで開催している。

　同展では、三重県を代表する特産品の松阪牛、伊勢エビはもちろん、カキ、ミカン、お茶、干物、ひじきなど豊かな自然に恵まれた県産品、銘菓、地元で話題の味、今が旬の味などを取りそろえ、イートインや実演販売も交え約60店舗（工芸品・パールも含む）が出店する。

　見どころは、イートインで味わえる的矢湾で育った新鮮なカキ料理。伊勢志摩国立公園の的矢湾を望む高台にある料理旅館「旅館 橘」が、自慢の的矢かきを使ったかき飯やかきフライ、かきのりなどをセットにした「的矢かき御膳」（1人前1,575円）や「的矢かきめし弁当」（1折1,260円）を販売。会期中毎日11時より、弾力のある新鮮な伊勢エビを丸ごと使った「伊勢海老丼」（みそ汁・漬物付、1人前3,150円、各日限定20点）も販売する。

　たまりじょうゆをベースにした甘めのたれを太くてやわらかい麺に絡めて食べるという名物「いとめん本店」の「伊勢うどん」（1人前420円）は「三重茶屋」で、伊勢神宮を流れる五十鈴川のせせらぎを表現したという人気銘菓「赤福」（赤福3個・ほうじ茶セット＝280円、赤福3個・抹茶セット＝530円）は「赤福茶屋」で、それぞれ提供する。「赤福」は持帰り用（8個入り＝700円〜）も用意。

　今回初登場となる「味道園」は松阪牛を使った「松阪牛めし弁当」（1折1,380円）や「松阪牛コロッケ」（1個210円）を実演販売する。また、「伊賀の里 モクモク手作りファーム」は国産豚を使った「骨付きモモハム」（100グラム＝651円）などをその場でカットし販売する。

　そのほか、「三ッ橋ぱんじゅう」のはちみつや黒糖を入れた生地にあんこ、カスタードクリームを入れた「ぱんじゅう」（1個101円〜）や、「大台園」の「みえの安心食材」に認定されたというまろやかなあじわいのお茶「やぶきた特上」（100グラム入り＝1,260円）なども登場。

　会期は同22日（木）まで。

初登場「味道園」が実演販売する松阪牛を使った弁当＆総菜（関連画像）日本橋三越本店