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ふくよかな甘みが好評の「大吉兆芋」

　「源 吉兆庵」は8月中旬より、秋の限定商品2品を全国117店舗で順次販売を開始した。

　秋の味覚サツマイモを使った「大吉兆芋（だいきっちょういも）」は、サツマイモの風味を生かし甘さを抑えた芋餡をふっくらとした黄味餡で包み、香りに桂皮末（けいひまつ＝シナモン）を加えあっさりと仕上げた和風スイートポテトを思わせる和菓子。価格は1個242円。

　「価格がリーズナブルなので、自家需要の代表菓子として幅広い年代に人気が高い」と話すのは、同ブランド直営部の清山卓也さん。「素材、味覚、風味、形すべてでサツマイモを感じられる秋らしい商品」としたうえで、食べやすさ、甘さ控えめな同品は「スイーツ男子」の盛り上がりから「若年層にも好評を得ている」という。また同品が和風スイートポテトを思わせることから「外国人の来店客にもイメージしやすく受け入れられている」とも。ギフトや手土産に最適な詰め合わせは4個入り＝1,050円から。11月初旬までの販売を予定。

　もう一品は秋らしい紅葉を表現した「爽籟（そうらい）」。暑さの残る秋、のど越しがよく香りのいいユズ風味の和風ゼリーに、秋の紅葉形のようかんと大納言かのこ豆をあしらった和菓子。こちらも見た目に秋らしく、人気の商品だ。価格は1個262円で、11月中旬までの販売を予定。

源 吉兆庵