デパチカドットコム

写真を拡大

イタリア「リストランテ・ラ・ヴィータ・エ・ベッラ」の石崎幸雄総料理長による、日本橋三越限定「ローストした短角牛モモ肉のカルパッチョスタイル」

　日本橋三越本店は8月5日（水）より、「世界に通用する日本の技」をテーマに、ファッションやファッション雑貨、リビング、呉服、食品などを紹介する「ジャパンクリエーションウィーク」を、メーン会場となる本館7階の催物会場を中心に全館で初めて開催する。

　「以前より『日本の伝統』に着目していた本店ならではの催事」（同店）だという同イベントでは、「世界で活躍する日本人クリエーター」や日本の「新しい技術・素材を取り入れたクリエーション」を、多彩な商品を通して消費者にアピールするのが狙い。

　メーン会場と本館地下1階で展開する食品には、世界で活躍する日本人シェフやパティシエによる美味のほか、世界に誇る「日本の味」を取りそろえる。目玉となるのは同店とのコラボレーション商品。

　メーン会場のイートインには「リストランテ・ラ・ヴィータ・エ・ベッラ」の石崎幸雄総料理長が登場する。石崎シェフは2002年イタリアプロフェッショナル協会から「イタリアマエストロ」の称号を授与された人物。今回、24時間塩漬けした「岩手県産短角牛」のモモ肉を使った日本橋三越限定「ローストした短角牛モモ肉のカルパッチョスタイル」（1人前2,100円、各日限定20点）を提供するほか、親子で楽しめるイタリア料理とジェラートが付いた「ワンプレート親子セット」（2人前1,995円）も提供する。

　同じくイートインには、「浦和ロイヤルパインズホテル」のシェフパティシエ、朝田晋平さんも登場。朝田シェフは2001年の洋菓子のワールドカップ「クープ・ド・モンド・デ・ラ・パティスリー」に出場し、世界第2位に輝いた実績を持つ。今回はスパイシーな香りがするハチミツ風味のアイスクリームとトロピカルフルーツのシャーベットを組み合わせたアントルメ・グラス（アイスクリームケーキ）「アンジェリック」（1個901円、各日限定60点）を販売するほか、高知県産「オガワウマレ生姜」を使った寒天ムースに2色のソースをかけた日本橋三越限定「オガワウマレ生姜の寒天ムース」（1個420円、各日限定40点）を販売する。

　日本ならではのワインでは、山梨で1885年に創業した「ルミエール」は日本固有のぶどう品種・甲州種100％を使った「光 甲州」（白、750ミリリットル＝3,150円）などのワイン各種を、山形で1892年に創業した「酒井ワイナリー」はろ過機を使用せず、昔ながらの製法で熟成させたノンフィルターワインで赤湯産甲州種を使った「バーダップ樽熟成 白」（720ミリリットル＝2,120円）などワイン各種を、それぞれ販売。メーン会場は同10日（月）まで（最終日は19時閉場）。

　本館地下1階のイベントスペースに登場するのは、チョコレートの祭典「サロン・ド・ショコラ パリ」で話題となったチョコレートブランド「マダムセツコ」が手がける、寒天とチョコレートを組み合わせた新感覚スイーツ「奏で」（1個294円）。さっぱりとした口当たりながらもチョコレートの深い味わいと香りが楽しめるのが特徴で、同ブランド製品研究部担当者は「チョコレートは水と分離する性質があるため、寒天の食感、なめらかな舌触りも含め、バランスよく融合させる点に苦労した」と振り返る。ほかにも、チョコレート×きな粉のガナッシュをはじめ、宇治の抹茶、シソ、ユズをそれぞれ求肥で巻き上げた4種類の味わいの新作「舞歌」（4個入り＝420円）も販売する。同11日（火）まで。

日本橋三越本店