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京都の料亭で、デパ地下にも店舗展開を図る「わらびの里」は10月より、伊勢丹新宿店本館地下1階の店舗内に、京懐石料理とマクロビオティックを融合させた創作料理のブランド「マダム・エヌ」を導入した。今年7月に期間限定で出店し、OLや主婦に好評だったことから本格導入に至ったという。同ブランドでは、女将の野村孟柄（のむらはつえ）さん考案の「美しく・美味しく・健康に」をコンセプトに、厳選された素材を使い料亭ならではの味と盛りつけで、健康を意識する女性に向け生み出されたオリジナル「ニューマクロビオティック」メニューを提供する。店頭には、旬の野菜や京野菜を盛り込んだ「マクロ懐石」6種類を中心に、アラカルト、サラダ、寿司などの惣菜から弁当、スイーツまで約100種類のうち常時20〜30種類が並ぶ。商品は全てカロリー表示され、利用客は、マクロビオティックに興味のある女性を中心に20代後半から50代と幅広く、リピーター率も高い。人気メニューは、薄焼き卵を皮にし山伏茸やニラを包んだ「玉子包み餃子」（1パック420円）、干した大根を揚げた「かりかり大根変り揚げ」（1パック378円）、野菜やきのこの「焼き野菜サラダ」（1パック525円）、手軽な「ふかひれ饅頭」（368円）。伊勢丹のオンリー・アイのおせちとしても登場している。今後、メニューをさらに増やしていく予定。

わらびの里「マダム・エヌ」