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夏のパリ・コレクション「キャレ・モモ」（左）と「マンゴー」（右）

　「アンリ・シャルパンティエ」が展開している2009年春のパリ・コレクション5品のうち、6月より2品が入れ替わり、新たに夏のコレクションとして全国44店舗で販売している。

　メロンとサフランを組み合わせた「イヴレス」と花の色（フクシア）にちなんだ「フュシャ」に替わって登場するのは「キャレ・モモ」「マンゴー」。

　今回の新作もテーマは春と同様の「パルファン『リヴ・ゴーシュ』」（＝セーヌ左岸の香り）で、桃にはローズマリーを、マンゴーにはジンジャーとライムをそれぞれ「香り」として加え、夏らしくさわやかな味わいに仕上げた。またクリストフ・フェルデールシェフらしく、一つひとつの味のパーツを組み合わせ食べたときに感じる「複雑な味わいのハーモニー」も楽しめるという。

　「キャレ・モモ」は、香り付けとしてパータ・クランブルにローズマリーを使い、その上に白桃や赤桃にバナナを加えたピューレを中心に、白桃ムースとライムのビスキュイなど桃のおいしさを詰め込んだ8層に仕上げたキャレ（＝仏語で四角を意味する）タイプのケーキ。価格は1個525円。

　「マンゴー」は、オレンジの皮で香り付けしたビスキュイにサクサクのフィユティーヌ・ショコラ、ジンジャーが香るジヴァラ・ラクテ（ミルクチョコレート）のムースを重ねた上に、ジンジャー風味のマンゴージュレとライム風味のマンゴームースを、マンゴーのジュレと果肉で巻いた円柱を組み合わせたケーキ。価格は1個567円。

　販売は7月15日（水）まで。

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