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「メゾンカイザー」は今回新作焼き菓子として「銀座はちみつプチフィナンシェ」を販売

　「銀座ミツバチプロジェクト」による銀座産のハチミツを使ったオリジナルスイーツの販売が、今年も松屋銀座で5月上旬から地下1階で始まった。

　2006年から始まった同プロジェクトも今では、銀座の春から初夏にかけた風物詩として定着してきた。今年の採蜜は、「ダニのまん延」「農薬の影響」などで西洋ミツバチに異変が生じたが、新しい西洋ミツバチを買い足すなど態勢を整えたことで、採蜜への影響は問題なかったという。今年も昨年同様、4月までに採蜜された中心にマロニエ、ユリノキを中心に糖度の高いハチミツに恵まれた。

　今年の「銀座はちみつスイーツ」には新作が3種類登場。「タントマリー」は、コクのあるマスカルポーネチーズのムースと銀座ミエル（＝フランス語ではちみつの意味）の入ったクリームを、さわやかなレモン味のマカロン生地でサンドした新作「銀座ミエル マカロンサンド」（1個525円）を販売する。

　「パティスリー・ドゥ・ボン・クーフゥ」は、酸味の効いたレモンクリームと、銀座はちみつと発酵バターを練り込んだ生地を組み合わせた新作「銀座はちみつのはちみつレモンケーキ」（長さ約17センチ＝2,625円、1カット462円）を販売。そのままでもおいしいが「冷蔵庫で冷やして食べる」（同ブランド）のもおすすめだという。

　「銀座はちみつスイーツ」に初回から参加している「メゾンカイザー」は、これまで新作デニッシュを打ち出していたが、今回は焼き菓子を新作として販売する。「銀座はちみつプチフィナンシェ」（1箱1,050円）は、同ブランドで人気のひと口サイズのフィナンシェを、銀座はちみつを使って作り上げたもの。すっきりとした甘さが特徴で、チョコレート味のフィナンシェと詰め合わせた。

　そのほか、「シェ・シーマ」は人気商品「クレームアンジュ」の銀座はちみつバージョンで、フランボワーズソースの酸味が効いた「銀座はちみつ入りアンジュ」（1個599円）を販売。「ラ・メール・プーラール」は、昨年好評だった銀座のハチミツを使ったはちみつレモン味の「銀座はちみつレモンのオムレツケーキ」（1個1,365円）を、「キャンティ」も昨年に引き続き、銀座はちみつを練り込んだクリームを使った「銀座はちみつのチリージア」（1個315円）を、「銀座文明堂」は「特撰五三カステラ」のレシピに銀座はちみつを加えた「銀座はちみつのカステラ」（長さ14センチ＝1,260円）を、それぞれ販売する。

　今後採蜜時期により微妙に味が異なるため、各店スイーツの味を調整していくという。販売は採蜜状況により異なるため、6月下旬までを予定。

「パティスリー・ドゥ・ボン・クーフゥ」から販売する新作「銀座はちみつスイーツ」（関連画像）「タントマリー」から販売する新作「銀座はちみつスイーツ」（関連画像）関連記事:季節限定「銀座はちみつスイーツ」−松屋銀座で9種類を販売関連記事:松屋銀座に「銀座産」のはちみつを使ったスイーツ7種登場関連記事:「銀座産」のはちみつで作ったオリジナルスイーツ−松屋銀座松屋銀座銀座ミツバチプロジェクト