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新宿小田急「ハルクフード」ワンフロアへ改装−RF-1 SELECT、明治屋初出店も
(2009年03月27日)
小田急百貨店新宿店のハルク地下2階食品売場「ハルクフード」が3月20日(金・祝)、全面改装を終え、リニューアルオープンした。
新宿小田急は、各線の「新宿」駅に立地する利便性を生かし、顧客の来店・購買頻度を上げるだけでなく近隣就労者や駅の利用者を取り込み、全館の高感度・高質化に加えた顧客支持の拡大に向け、2007年秋より85億円をかけて段階的にリニューアルを行っている。
ハルクフードは2002年9月中旬以降、地下1階はマーケットスタイル、地下2階はイートイン&テークアウトとして2フロア展開していたが、今回の改装では地下1階の売り場をクローズし、新宿駅地下の導入口からアクセスのいい地下2階のワンフロアに集約。これまで以上に便利に買い回りしやすい、地域密着型の売り場へと変化した。改装後の売り場面積は約1,040平方メートルに。
地下2階の新「ハルクフード」では、これまで同店としての強みだった「鮮魚」「精肉」「青果」の生鮮3品をより強化し集積した「フレッシュフード」と、総菜やベーカリー、リカーショップなどデーリー性の高い専門店を集積した「スペシャリティフード」の2つのゾーンに区分。
「フレッシュフード」では、精肉店「ニュークイック」がこれまでの総菜販売だけでなく、肉料理をメーンとしたボリュームのある弁当を販売するほか、鮮魚店「魚の北辰」はすしコーナーを強化し、手軽なランチメニューを充実。また新鮮な果物や野菜、グロサリー、日配品を販売する青果店「F&V 池栄青果」が新登場する。
「スペシャリティフード」を構成するのは6店舗。初登場となる「RF-1 SELECT」は、ロックフィールドが手がける総菜ブランド「アール・エフ・ワン」や和総菜ブランド「いとはん」などをベースに、季節ごとに旬の食材を使った和・洋・中の各種総菜を取り扱う総菜の総合ショップ。朝食から夕食まで幅広い年代に対応した商品を用意する。
今回初登場となる「明治屋」は、丸の内線・大江戸線の連絡口近くに位置し、売り場面積は約130平方メートル。同店では直輸入商品や国内の加工食品、スパイス、調味料などのグロサリーを中心に、菓子、パン、ハムやチーズなどの日配品などPB(プライベートブランド=自主企画)商品も含め約3,500種類を取り扱い、食のトータルコーディネートを提案する。明治屋としては16年ぶり11店舗目の出店。
1990年〜2002年の間出店していた和洋酒ショップ「ラ・カーヴ’90」が「明治屋」の隣に復活。フランスのブルゴーニュ地方やボルドー地方、ドイツ、スペイン、イタリアなど世界各国のワインを常時500種類取りそろえるほか、シャンパンや日本酒なども扱う。
そのほか、有機農法による野菜や和総菜、グロサリーを展開し、雑穀米も取りそろえる「こだわりや」や、厨房を併設した老舗の高級フルーツ店「京橋千疋屋」、店内工房で焼きたてパンを提供するインストアベーカリーショップ「ポンパドウル」も登場する。
ハルクフードに初登場する「RF-1 SELECT」(関連画像)ハルクフードの目玉売り場「明治屋」〜「ラ・カーヴ’90」(関連画像)店内工房を併設した「ポンパドウル」(関連画像)小田急百貨店新宿店
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