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「文の助茶屋」の春限定スイーツ「さくらパフェ」

　そごう横浜店は3月10日（火）より、「京のみやび 第24回 京都老舗の会」を8階催会場で開催している。

　同展では老舗、名店など約80店舗が出店し、「桜」をテーマにした弁当やスイーツをはじめ、工芸品など歴史と伝統に培われた「こだわり・本物の京都」を感じさせる商品をそろえ、桜の開花を前に一足早く「春」を楽しめる趣向。

　イートイン「京洛茶屋」には、東山区に本店がある甘味喫茶「文の助茶屋」が登場し、小豆や寒天、白玉に桜のわらびもち、桜のシロップ、桜アイスクリームをトッピングした春限定「さくらパフェ」（998円）や、まろやかな口当たりと黒砂糖のコクが楽しめる「黒糖わらびもち」（1箱12切入＝788円、各日限定35点）を提供する。

　同コーナーではほかにも、江戸時代から続く生そばの老舗「晦庵河道屋」のにしんそばをはじめ、「京菓子司 吉廼家」の生菓子、下鴨神社のそばにある「亀屋粟義」のみたらし団子などを提供。表千家による立礼での茶席も設け、抹茶と菓子（500円）を用意する。

　若狭街道の街道茶屋として1576年に創業し、麦飯とろろ汁を伝承料理とした京・洛北の老舗料亭「平八茶屋」は、タイやタケノコ、菜の花など旬の素材を使った春らしい限定「離宮弁当」（1折2,625円、各日限定50点）を販売するほか、「とり松」は京丹後地方の郷土料理で、新鮮なサバを使って丁寧にいり作られた「おぼろ」と酢飯を組み合わせた「ばらずし」（1人前840円）を販売。

　半生菓子の老舗「花の宵 高野屋貞弘」は桜葉入りの餡を求肥で包んで氷もちに仕立てた春限定「みやこ桜餅」（6個入＝525円）を販売するほか、老舗「葵家やきもち本舗」は桜と抹茶のおはぎをセットにした「桜・抹茶セット」（1セット381円、各日限定30点）を、「亀屋良長」は桜の花と花びらの形の琥珀（こはく）「華はな『桜』」（100グラム＝1,050円）を、それぞれ販売。「とらや」は、桜をかたどった季節の薯蕷（じょうよ）饅頭「嵐山」（1個420円）をそごう横浜店で先行販売し、小麦粉を溶いた生地に御膳餡を包んだ「桜餅」（1個389円）も販売する。

　会期は同16日（月）まで（最終日は17時閉場）。

老舗「平八茶屋」が販売する春の弁当（関連画像）そごう横浜店