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「ドイツの春のお祝い！」をテーマに、イースターや5月祭をモチーフにした新作5種類

　ドイツ人デザイナーのペーター・シュミットさんとユーハイム製菓マイスターの安藤明さんが作り上げるシーズンごとのコラボレーションケーキでおなじみの「ユーハイム・ディー・マイスター」は2月1日（日）より、2009年春のケーキを全国22店舗で販売している。

　春に向け、豊かさと繁栄を祈り祝う行事の多いドイツ。キリスト教圏ではクリスマスよりも大切な行事とされる「イースター（復活祭）」には、ウサギやイースターエッグをかたどった菓子やパンが街角に並ぶ。春の訪れを祝う5月祭（5月1日）には「マイバウム（＝5月の木の意味）」を街に立て、その周りで歌や踊りで祝うなど、さまざまな祝い事が行われるという。

　そこで、今作（18作目）のテーマを「Der Frühling ist da!（ドイツの春のお祝い！）」とし、ドイツの春にまつわるかわいらしいアイテムをケーキに表現。コラボレーションケーキシリーズらしく形や味わいに奇をてらわず、幅広い年代に合わせ楽しめる味わいに仕上げた。

　新作は5アイテムで、詳細は以下の通り。

○イースターエッグ（504円）
イースターに子供たちが楽しむ「エッグハント」（家の中や庭などに隠された卵を探すゲーム）をイメージ。さっくりと焼き上げたパイにバニラムースを詰め、フルーツと卵をデコレーション。

○うさぎへの手紙（525円）
ドイツのイースターになくてはならない人気者「イースター・バニー」と、子どもたちから届く願い事を書いた手紙を表現。ホワイトチョコレートムースの中にイチゴのムースとイチゴのソースを忍ばせ、耳や目鼻でウサギにデコレーションし、春らしいさわやかな味わいに仕上げた。

○生まれたよ！（525円）
イースターにふさわしく、殻を突き破って生まれたヒヨコで生命の誕生を表現。まろやかなマンゴームースに、さわやかなブラッドオレンジのムースを閉じ込め、ヒヨコの毛並みを表面の黄色いピストレでデコレーション。

○春の羊（504円）
イースターのモチーフによく使われる子羊を表現。濃厚なチョコレートとフルーティーなアプリコットムースのハーモニーが楽しめるチョコレートムースに、メレンゲをホワイトチョコレートでコーティングした子羊をデコレーション。

○フラワーダンス（504円）
春の再生と作物の豊作を願って広場に立てられる「マイバウム」に飾られる花のリースにチョウが寄ってきた華やかな様子を表現。ラズベリームースの中にパンナコッタとラズベリー、ラズベリーソースを忍ばせ全体をラズベリーでグラサージュし、ホワイトチョコレートのチョウや花をデコレーション。

　今回のコラボレーションケーキについて、「ユーハイム」広報担当者は「日本では春といえば新しいスタートの季節。卒業や入学、進学など子どもが主役のシーンも増えるので、イースターのモチーフのヒヨコやウサギ、卵などは門出のお祝いにもマッチすると思い商品化に至った」とし、「ケーキの味の特徴は、複雑な味を避け、イチゴやバニラ、パンナコッタ、チョコレートなど親しみのある味を組み合わせ、花や蝶で視覚的な春らしさを演出し、イチゴやベリー類、オレンジで春〜初夏の清清しい気分を表現した」と振り返る。

　5月下旬までの販売を予定する。

ユーハイム・ディー・マイスター