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デザートビネガーを使った酸っぱくない「酢ボンボン」は、各店限定数での販売

　さまざまなフルーツの果汁を発酵させた「デザートビネガー」が好評の、岐阜の老舗内堀醸造が手がける「オークスハート」が新作スイーツを開発し、バレンタイン商戦に向け1月28日（水）より、高島屋を中心に店舗展開しているオークスハート全店で販売を開始した。

　新作は、デザートビネガーが入ったボンボンショコラ「酢ボンボン」。デザートビネガーをゼリー状に固めたものではなく、液状のままホワイトチョコレートの中に閉じ込めたもの。そのため食べる際には注意が必要だが、口に含むと甘みと酸味が溶け合い、さわやかな風味が広がるという新感覚チョコレートで全て手作り。

　同ブランドでは「ウイスキーボンボン」をヒントに、デザートビネガーを使ったチョコレート開発に取り組んできた。液状のものをチョコレートに入れる場合、砂糖で膜を作って液状のものを入れるのが一般的だが、この方法で酢を入れると、酢の酸が砂糖の結晶を溶かしてしまい、酢をチョコレートの中に液状のまま保つことは不可能だった。そこで試行錯誤の末、酢を入れるミルクチョコレートの層などを工夫することによってようやく完成し、同ブランド「酢ムリエ」の内堀光康さんも納得できるデザートビネガー入りチョコレートが誕生した。この間、6年もの歳月を費やしたという。

　同品に使うデザートビネガーはイチゴ、ブルーベリー、シトラスフルーツ（オレンジ＋グレープフルーツの酢）、フルーツミックス（ライチ＋レモン＋パイナップルの酢）の4種類。使用するデザートビネガーは、酢ムリエの内堀さんがチョコレートとの味のバランスを考え、「さわやかでおいしい」チョコレートを目指し選んだもの。

　商品は2タイプ。まずは、イチゴビネガー、ブルーベリービネガー、シトラスフルーツビネガー、フルーツミックスビネガーの4種類を詰め合わせた「酢ボンボン4粒セット」で、価格は1,050円。もう1つは、イチゴビネガー、シトラスフルーツビネガー、フルーツミックスビネガーの3種類にイチゴとラズベリーの果汁を発酵させたダブルベリーの酢60ミリリットル1本を詰め合わせた「酢ボンボン3粒セット＋デザートビネガー1本セット」で、価格は1,260円。

　取り扱うのは、日本橋高島屋をはじめ、新宿高島屋、玉川高島屋、横浜高島屋、名古屋高島屋、京都高島屋、大阪高島屋など、ビネガー専門店「オークスハート」全国13店舗。店頭、もしくは電話での予約も受け付ける。

高島屋オークスハート