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セレモニー会場に登場したトップショコラティエ＆パティシエ約40人

　1月21日（水）から始まったショコラファン待望の一大イベント「サロン・デュ・ショコラ」に先駆け、同20日（火）、伊勢丹新宿店で前夜祭が行われた。

　別会場の本館7階バンケットルームで行われたオープニングセレモニーには、「毎年パリに続き、伊勢丹での開催を楽しみにしている」と話す同イベント主催者のフランソワ・ジャンテさんやシルヴィー・ドゥースさんをはじめ、今回のイベントのために来日したショコラティエ＆パティシエ総勢約40人が集結。主催によるあいさつの後、ショコラにちなんだ子供服のファッションショーやショコラティエ＆パティシエのフォトセッションが繰り広げられ、ほのぼのとした雰囲気の中にも参加者たちのイベント開催の喜びと成功への意欲が感じられた。

　6階の本会場では、ウェブアイカード会員の応募者の中から抽選で当選した200組400人の招待客が来場。早速お目当てのショコラを購入し、ショコラティエやパティシエと交流し写真撮影するなど前夜祭を楽しむ姿が見受けられた。

　前夜祭で注目を浴びていたのは、伊勢丹限定セレクションボックスを扱うブースと、好みのショコラを選んでテイスティングできるイートイン「ショコラバー」、ブランドではリヨンの老舗「ベルナシオン」。2007年の初登場以来、毎年ショコラを求める行列が絶えない「ベルナシオン」だが、1時間後にはショーケースのショコラがほとんど無くなるなど、人気の高さを物語っていた。

　翌21日から始まったイベント本番では、開催初日とあって午前中から多くの来場客が会場に詰めかけ、不況とは無縁のような混雑ぶりに。会場へ一番乗りしたのは30代の男性で、早速「ベルナシオン」でタブレットを購入。前夜祭同様、本番でも高い人気を集めていた「ベルナシオン」では、ショコラを求める行列の長さが階段を経て4階まで続き、購入には約1時間弱かかった。

　過去最大規模を誇る16カ国65ブランドが登場する同イベントは、同26日（月）までの6日間開催され、新宿本店の後、岩田屋本店（1/28〜2/2）やJR京都伊勢丹（1/28〜2/15）、名鉄百貨店（1/29〜2/14）、仙台三越（2/3〜8）、丸井今井札幌店（2/6〜15）、静岡伊勢丹（2/6〜15）の6店舗で順次開催を予定する。

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