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店頭販売のほか予約（店頭・電話）も受け付ける「ガレットデロワ」（※写真はイメージ）

　1年の幸運を祝うフランス伝統菓子「ガレットデロワ」──新春の菓子として日本でも認知度を高めている同品を、「パティスリー キハチ」は来年1月2日（金）より各店舗で販売する。

　イエスが誕生した12月25日から12日目、東方の三賢者が祝いに訪れたというカトリック教の「公現節」にあたる1月6日に食べる同品はフランスの新年には欠かせない菓子で、丸く焼いたパイにフェーブ（そら豆の意）と呼ばれる陶器でできた人形などがひとつ忍ばせてあり、そのフェーブが当たった人はその日王冠をかぶり、王様・女王様として周りの人から祝福を受け、1年を幸せに過ごせると伝えられている。

　菓子自体はアーモンドプードルにフレッシュバター、新鮮な卵、砂糖を合わせたふんわりとしたアーモンドクリームを、薄くのばしたパイ生地で包み込み焼き上げたものだが、同店では、サクサクのパイ生地で包み込まれたアーモンドクリームのおいしさにこだわった。アメリカ・ノンパレル種のアーモンドを注文ごとにひいて使うのが特徴で、アーモンドの味わいとフレッシュな風味とパイ生地の食べたときにサクッと崩れるような食感が、「2年前から販売を始めたが、利用客に好評でリピーターも増えている」（同店広報担当）という。

　同店ではフェーブを別添えにし、王冠はチョコレートで作成。価格は直径約17センチで2,100円。

　東武池袋店をはじめ、伊勢丹新宿店、三越銀座店、大丸東京店、日本橋?島屋店の5店舗と、アトレ恵比寿店、東大島店各店の店頭で取り扱い、事前の予約も可能。予約の場合は12月26日（金）より、各店舗の店頭または電話で受け付ける。

　販売期間は同12日（月・祝）まで。

KIHACHI−パティスリー キハチ