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三越、日本橋三越本店、銀座三越それぞれで展開するバレンタイン用のチョコレートを展示した会場風景

　11月6日（木）、日本橋三越本店と銀座三越は共同で、来年の「三越バレンタインフェア」で打ち出すチョコレートを報道関係者向けに披露した。当日は三越限定企画をはじめ、日本橋三越本店・銀座店両店舗のオリジナルチョコレートなど注目のチョコレート約100種類を紹介した。

　2009年のバレンタインは2月14日が土曜日であることから、三越では翌15日の日曜日まで開催を予定しており、14日は贈る相手へのギフトとして、15日は自分自身へのギフトとしてのチョコレートを強化。「ギフト用として酒類を使ったチョコレート」「三越限定チョコレート」など顧客ニーズを踏まえ、三越オリジナルを多数展開するという。

　目玉とする三越限定企画は2つ。1つ目は、今年同社のバレンタインでも好評を得たという世界的に有名な洋菓子職人組合「ルレ・デセール」シリーズ。ヨーロッパ屈指のショコラティエ＆パティシエたちによるチョコレートだけあり、チョコレート愛好者からチョコレートに興味を持つ男性まで人気が高かった商品群。今回は、フランス・パリで10月に開催された「サロン・ドゥ・ショコラ」で「フルーツ」「酒」を取り入れたショコラが数多く登場したことから、「フルーツ」をテーマに、フランスと日本の有名パティシエによるコラボレーションアソートボックスをオリジナルで展開する。

　2つ目は「王室御用達」ブランド。王妃グレース・ケリーの婚礼用引き菓子として利用されたモナコ公室御用達の「ショコラトリー・ドゥ・モナコ」をはじめ、今回日本初上陸となる1919年創業のベルギー王室御用達ブランドでロイヤルファミリーや著名人などにも愛されている「マダム・ドリュック」など、ヨーロッパ5カ国の王室ブランドが登場。それぞれの味を詰め合わせたボックスを販売するほか、三越限定のオリジナルアソートボックスを展開する。

　そのほか、日本橋三越本店、銀座三越店各がそれぞれ趣向を凝らしたチョコレートを展開。顧客層の幅が広い日本橋三越本店は、「しょうゆ」「野菜」など和素材を取り入れたチョコレートのほか、陶器入りなどパッケージにこだわったチョコレートなどを用意。OLやキャリアなど大人の女性を意識した「スタイリッシュでオシャレな」商品がメーンの銀座三越は、ギフト用向けのパッケージにこだわったチョコレートのほか、自家用として「日本初上陸の味」「銀座三越限定品」を用意する。さらに銀座三越では、今回も「ショコラコンシェルジュ」の実施を予定しており、新たに男性コンシェルジュを増やし、男性2人、女性1人をバレンタイン会場に常駐させるという。

　バレンタインフェアの開催期間は、来年1月20日〜2月15日。日本橋三越本店は、本館地下1階＝同20日〜2月14日、本館7階メーン会場＝2月3日〜15日、銀座三越は、地下1階＝1月20日〜2月15日、1階エントランスコート＆8階メーン会場＝2月3日〜15日。各店とも前年比10〜15％の売り上げ増を目指す。

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