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空に浮かぶ雲を表現した「梅花亭」の定番焼き菓子「浮き雲」は、ふわっと、サクッとした食感が印象的

　銀座三越は10月28日より、昨年開催し好評を得た「ご当地行列スイーツ＆リクエストスイ−ツフェア」を地下1階「菓遊庵」売場で開催する。

　「菓遊庵」は、47都道府県全国の銘菓を取りそろえた三越自主編集による和洋菓子のセレクトショップで、男女を問わず幅広い年代に人気のある売り場。同売り場では、昨年、顧客を対象に同売り場に対するアンケートを実施し、「ご当地では常に行列で入手困難な和洋菓子を食べたい」「地元でしか手に入らない和洋菓子を食べたい」という回答に応えるかたちで同フェアを開催。注目の和洋菓子が同店で手に入るとあって多くの菓子ファンが詰めかけた。

　今回も、同フェアでは菓遊庵の強みである「47の全都道府県に取り組み先を持つ」というネットワークを生かし、今話題の和洋菓子をはじめ、常に行列で入手困難な和洋菓子、地元でしか手に入らない和洋菓子などを取りそろえ展開。中には、当日作った菓子しか販売しないというこだわりで空輸し、「販売日」「販売個数」「販売時間」と「限定」尽くしの人気和菓子も登場するなど、昨年よりも日替わりで提供する店舗数を増やし22店舗、36種類の和洋菓子を展開。

　日替わり販売で気になる菓子は、昨年も好評だった京都「出町 ふたば」の「名代豆餅」（5個入801円、11月1日14時〜15時の販売、限定100点）をはじめ、間口1メートルという和菓子店「銀座かずや」の1日192個しか作れないため常に予約で、1週間以上待たなければ買えないという「かずやの煉」（4個入＝1,470円、11月1日・8日の販売、各日限定10点）、長崎「岩永梅寿軒」の地元でも品薄の状態が続く「かすてら」（1本1,470円、11月2日・9日の販売、各日限定30点）など。各菓子とも、今回も行列が予想される。

　今回初登場の菓子で注目は、同28日と11月4日に販売する東京・神楽坂「梅花亭」の「浮き雲」（1個201円）。同品は、アーモンドプードルを加えた香ばしい生地と毎日炊きあげる自家製小豆餡の創作菓子で百貨店初出品。同じく初出品なのが「銀座かずや」の、話題の「かずやの煉」以外に11月1日と8日に販売する、モチモチとした食感の「煉りわらび」（1箱4個入3,901円、各日限定50点）。

　ほかにも、同29日と11月5日に発売する静岡「清水屋」の日本三奇祭島田の帯祭りに欠かせない大奴にちなんで作り上げた、昆布入りようかんでこし餡を包んだ銘菓「黒大奴」（1箱15個入＝945円、各日限定40個）をはじめ、11月1日と8日に販売する東京・三田「大坂家」のマカロンを思わせるかわいらしい「秋色最中」（1箱6個入＝735円、各日限定40個）、11月2日・9日に販売するお菓子研究家の平野顕子さんがプロデュースするアップルパイとスイーツの店、東京・代官山「MATSUNOSUKE NY」の平野さんのスペシャリテ「松之助PIE」（1個10.500円、各日限定1個）などが初登場。こちらも見逃せない。

　会期中、東京・学芸大学「さか昭」では銀座限定の特別菓子を販売するほか、長崎「松翁軒」のカステラ、山形「シベール麦工房」のラスク、滋賀「菓匠禄兵衛」の草もちなども販売する。

「銀座かずや」の新商品（関連画像）銀座三越