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「シャトー・デュ・シャテヤール」から登場する2008年のボジョレ・ヌーボー

　プランタン銀座の本館地下2階「ワイン＆リカー」売場で10月15日（水）より、秋の風物詩となった「ボジョレ・ヌーボー」の予約受け付けが始まった。

　「銀座地区最大級品ぞろえを誇る」（同店）同売り場が今年展開するのは12種類約5,000本。「ややぜいたくでも、おいしいボジョレ・ヌーボーをじっくり味わいたい」というニーズに応え、3千円台後半〜5千円の商品を充実させたという。

　現在予約の動きがいいのは、ボジョレ地区の高台にある20ヘクタールの畑でのみ生産される「シャトー・デュ・シャテヤール」の「ボージョレー・ヌーヴォ2008」（750ミリリットル＝2,945円）。収穫はすべて手摘みで行われ、上質な粒を選んで造られるため「濃縮感のある味わい」だという、同店ワイン＆リカー担当バイヤー香下雄邦さん一押しのヌーボー。

　三ツ星レストラン「タイユヴァン」のため特別に造られたヌーボーの中でも、よりリッチで濃厚なプレミアム・ヌーボーで、ガメイ種の果実味がしっかりと残る「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォ・プレミアム・レゼルブ2008」（750ミリリットル＝5,250円）も予約の出足は好調の様子。

　同売り場の顧客は20〜30代の女性から60代までと幅広いが、最近では、ヌーボーに関してさまざまな情報をあらかじめネットなどで入手し、吟味して選んでいる顧客が多いという。特に「20〜30代の女性は、ワインについての知識や造詣が全体的に深くなってきている」（同店）ことから、同店広報の飯塚久美さんは「秋のワインのお祭りだからといって、どんなヌーボーでもいいわけではなく、造り手のしっかりしているヌーボーを選ぶ傾向になっている」と話す。

　ヌーボーの予約は、ワイン＆リカー売り場店頭と同店オンラインショッピングサイトで受け付ける。締め切りは11月19日（水）。

　同店ではボジョレ・ヌーボーのほかに、ブルーベリーやマスカットを使ったフルーツワインのヌーボーをはじめ、11月6日（木）の解禁日に向けイタリアの新酒「ノヴェッロ」も12種類約300本（価格帯は2,310円〜3,360円）を取りそろえる予定。

プランタン銀座