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百貨店初の「給茶スポット」で、マイボトルに飲み物をその場で入れてくれる（有料）

　シブヤ西武は、10月21日（火）より全館挙げて開催するエコをテーマにしたプロモーション「ナチュラルスタイルフェア」（11月3日まで）の一環として、店内3店舗に「給茶スポット」を設け、マイボトルに有料で飲み物を提供するサービスを開始する。

　同サービスは、象印マホービンが展開している「マイボトルキャンペーン」に賛同し実施するもので、環境にやさしいライフスタイルを実践しているユーザーを応援するとともに、「マイボトル携帯」のすそ野を広げる意味も含め、社会貢献活動に取り組む同社としての実験的な試みも兼ねた活動だという。同サービスを実施するのは、百貨店では同店が初めて。

　給水スポットとなる3店舗は、A館地下1階「福寿園」のほか、同館地下2階「セタンジュテーブル」、同館8階・ダイニングプラザ「代官山花壇 笑龍」。各店では日本茶、コーヒー、紅茶、中国茶のいずれかを用意し、ボトル洗浄後、好みの飲み物を有料で入れてくれる。飲み物は、来店客が満足できるよう味にこだわり、手ごろな価格で提供する。

　「福寿園」では、京都由良皮の源流「美山の水」を使った冷茶3種類を用意。自然の陽光を存分に受けて育ち、程よくうま味と渋みが調和した清涼感あふれる「煎茶銀閣」を使った「冷茶煎茶」（350ミリリットルまで＝210円）をはじめ、「冷茶玉露」（350ミリリットルまで＝315円）、茶摘み前に茶園に覆いをかけて日光をさえぎり、特有の香気とうま味を引き出した「玉露金閣」（350ミリリットルまで＝367円）を販売する。

　「セタンジュテーブル」では、アールグレイの茶葉を使った「アイスティー」（350ミリリットルまで＝315円）と「アイスコーヒー」（350ミリリットルまで＝315円）を販売。「代官山花壇 笑龍」では漢方NIHONDO監修の漢方茶が登場（耐熱性ボトルのみ対応）し、「気巡茶」（350ミリリットルまで＝630円）や5種類の茶葉が入った「五巡茶」（350ミリリットルまで＝525円）を販売する。

　同店のグループ会社である渋谷ロフトでは、環境への意識が高まり始めた2005年から毎年マイボトルの売れ行きが上昇し、現在約100種類のマイボトル（保温保冷水筒）を取り扱い、今年の7月は前年比268.3％、8月は152％を売り上げた。この事実も踏まえ、同店では「給茶スポットの潜在的ニーズは高い」と予想し、今回のサービスに踏み切った。

シブヤ西武象印マホービン「どこでもカフェ」