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道産の「米粉」や旭川・大雪乃蔵の純米大吟醸「彩花」を使った「ズコット」の「ホワイトチョコロール 絹雪」

　大丸東京店の11階催事場で9月23日（火・祝）より、北海道グルメ約50舗が集結する「秋の北海道大物産展」が開催した。

　同展では、初登場や話題のスイーツを中心に、カニづくしやウニづくしの弁当など海鮮たっぷりの弁当を実演販売するほか、「樽前湧水豚（たるまえゆうすいとん）」など道産素材を使った総菜、飼育や栽培などにこだわった特産物など、秋ならではの北海道の味が集結する。

　人気の高い北海道スイーツでは、注目商品がめじろ押し。「ロールケーキ対決」では、札幌・円山「Z:cCot（ズコット）」から初登場の「ホワイトチョコロール 絹雪」（1本1,680円、各日限定150点）と、小樽の人気洋菓子店「ルタオ」から初登場の「ジャージーロール キャラメル」（長さ約12センチ＝1,260円、各日限定150点）が対決。

　「ホワイトチョコロール 絹雪」は、道産の「米粉」だけを使いふんわり焼き上げた生地に、洞爺湖サミット記念で作られた旭川・大雪乃蔵の純米大吟醸「彩花」をアクセントに使ったホワイトチョコのクリームを、道産大納言小豆と一緒に巻き上げたロールケーキ。同店では北海道産生クリームと牛乳を使い、生キャラメルの苦味と甘みにクリームチーズとサワークリームで酸味を加えトロトロに仕上げた「北生プリン」（1個399円）も販売する。

　対抗する「ジャージーロール キャラメル」は、道産の新鮮な卵を使ったキャラメル味のスポンジ生地で、濃厚なジャージー牛乳と話題の生キャラメルを合わせたクリームを巻き上げた、大丸限定オリジナルロールケーキ。

　そのほか、小樽の老舗洋菓子店「あまとう」が初登場し、十勝産小豆と生クリームを使ったロングセラーの「クリームぜんざい」（1個280円、各日限定400点）や手焼きの焼き菓子「マロンコロン」（アーモンド、チーズ、カカオウォルナッツ、各1個150円、各日限定800点）を販売するほか、同じく初登場の札幌「ロマン亭」は道産の乳製品や厳選チョコなどを使った「モンブラン」（チョコ、生、白、各1個350円、生は各日限定100点）を、札幌の洋菓子店「スイートオーケストラ」は北海道高級放牧卵「山卵（ヤマラン）」と十勝産牛乳・バターを使い、道産かぼちゃの甘みとやわらかな食感が特徴の大丸限定「札幌レアチーズケーキ（かぼちゃ）」（1台1,300円、各日限定50点）を、それぞれ販売する。

　初日、開場と同時に大勢の来店客で行列ができたという、タレント田中義剛さんでおなじみの「花畑牧場」から、「生キャラメル」（12粒入＝850円、プレーン＝各日限定800点、チョコ＝各日限定150点、ホワイト＝各日限定60点）や、「生キャラメルソフトクリーム」（1個380円、各日12時より販売）を販売。会場では、プリンやアイスクリームも特集し、こちらも人気を集めそうだ。

　スイーツ以外では、小樽のすし店「うしお亭」に注目。イートインでは、約1000個に1個の確率で捕れる紋別産紅玉ホタテのほか、釧路産ブドウエビ、一本立ち歯舞サンマ、網走産一本釣りキンキ、自家製しょう油で味付けした新イクラ、日高産ブランド鮭銀聖、北海道産天然まぐろ、北海道産塩水ウニ、樽前湧水豚、道産和牛のあぶりなどを使ったオリジナル握り「大丸東京店限定プレミアムにぎり」（10カン＝4,200円、各日限定80点）が楽しめる。同店では、洞爺湖サミット晩さん会で食され、道内でも月に5頭程度しか食肉加工しないため市場には流通しないという希少な「洞爺湖和牛」を使った大丸オリジナル丼「洞爺湖和牛と道産野菜のぜいたく丼」（3,150円）も販売する。

　会期は同29日（月）まで（最終日は17時閉場）。

「ロールケーキ対決」に登場した「小樽洋菓子舗ルタオ」のロールケーキ（関連画像）大丸東京店