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プランタン銀座先行販売の「La AOYAMA ROLL」

　プランタン銀座の本館地下2階フーズフロアに9月12日（金）、青山のスイーツショップ「La maison de TAKAGI（ラ・メゾン・ドゥ・タカギ）」が期間限定でオープンした。

　同店を手がけるのは、フランスで修行中にヨーロッパの権威あるスイーツコンクール「ガストロノミック・アルパジョン」で日本人最年少（当時26歳）優勝を飾り、現在は東京・深沢に「ル パティシエ タカギ」「ル ショコラティエ タカギ」など4店舗のオーナーシェフを務める高木康政さん。今年4月に登場した青山の店舗では洋菓子の販売だけにとどまらず、高木シェフならではのこだわりパンや総菜も販売する、本当の意味での「パティスリー」だが、同店では生菓子や焼き菓子、ショコラなど菓子のみを展開する。

　高木シェフ自身は、ほかの店舗ですでに百貨店へ出店しているが、「ラ・メゾン・ドゥ・タカギ」として百貨店へ出店するのは今回が初めて。プランタン銀座広報担当の和泉紀子さんは、同店の出店について「プランタン銀座のスイーツは『ライトスイーツ』を中心に展開しているが、クリスマスなどさまざまなイベントが増えるこれからの季節、華やかでグレード感のある生菓子やデコレーションケーキの需要が増える。『ラ・メゾン・ドゥ・タカギ』の、彩り豊かなこだわりケーキは顧客に喜んでもらえると思う」と話す。

　店頭では、プティガトー（生菓子）14種類をはじめ、アントルメ（ホール生菓子）8種類（要予約）、ロールケーキ1種類、焼き菓子8種類、ショコラ7種類、マカロン6種類、さらにケーキ回りの商品としてメープルシロップ2種類を販売する。

　現在店頭で人気を呼んでいるのが、青山店（10月1日より販売開始）よりも一足早く、プランタン銀座先行販売している「La AOYAMA ROLL」。カナダ・ケベック州で採れた天然の純粋メープルシロップをたっぷり使ったロールケーキで、甘さ控えめの生クリームとしっとりした食感で、メープルシロップの香りと味わいを際立たせているのが特徴。長さは約16センチで、価格は1,380円。毎日15本限定で販売する。

　ほかにも好評なのが、しっとりとしたバターの風味が特徴で高木シェフのスペシャリテ「マドレーヌ」（1個210円）や、はちみつとバターでソテーしたパッションムースに、マンゴーやバナナ、パインを入れた南国風のケーキ「ロジアス」（1個540円、1ホール直径12センチ＝2,700円）、えりすぐりの大粒マカダミアナッツをタカギオリジナルショコラでコーティングした「ショコラマカダミア」（1個100円）。今後はクリスマスに向け、クリスマスケーキも展開するという。

　出店は12月31日（水）までを予定。

プラ地下に期間限定でオープンした「ラ・メゾン・ドゥ・タカギ」店頭（関連画像）プランタン銀座La maison de TAKAGI（ラ・メゾン・ドゥ・タカギ）