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巻きずしを、竹炭で煮た油揚げで巻いた「味燈守卓」の「松茸と竹炭ロール」

　小田急百貨店新宿店は9月10日（水）より、秋に向けた「オンリー小田急フェア」を本館とハルク地下2階食品売場で開催する。

　今回のフェアでは「黒い素材」に着目。黒ごまや黒砂糖はもちろん、竹炭、黒五（黒ごま、黒米、黒豆、黒松の実、黒かりんの5種類を組み合わせたもの）を使ったオリジナル商品約10種類を展開する。

　数年前から食品だけでなく生活日用品まで広がっている「黒」ブーム。同店食品売場の各店舗でも商品バリエーションの一つとして「黒」を意識した商品がいくつか登場していた。同店広報担当の蛭田晶恵さんは「色のインパクトだけでなく『健康』を意識させる『黒い素材』はずっと注目していた。本格的な秋を前に夏の疲れを癒すことも考慮した『オンリー小田急』ならではの商品を作りたかった」と話す。

　注目の素材「竹炭」を使った商品には、「味燈守卓」が卵やキュウリ、桜大根、大葉、たくあんを巻いた巻きずしを竹炭揚げ（竹炭で煮た油揚げ）で巻き、マツタケをトッピングした「松茸と竹炭ロール」（1個420円）を販売するほか、「文明堂」は竹炭パウダーをカステラ生地に練りこみ、しっとりとなめらかな食感に仕上げた「竹炭カステラ」（約14×9×6.5センチ＝1,050円）を、「新杵」は竹炭パウダーを練りこんだ餅生地で黒ごま餡を包んだ「竹炭ごま大福」（1個147円）を、それぞれ販売する。

　健康食材として話題の「黒五」を使った商品には、「ハオツー」はギョーザの皮に黒五の粉を加え、具に島豆腐を加えたヘルシーな「黒五の皮で包んだ島豆腐餃子」（6個入＝661円）を、「おかべや」は黒五を豆乳で溶き、北海道産大豆を使ったおぼろ豆腐にかけた「黒五豆乳入りおぼろ豆腐」（320円）を販売。

　そのほか、黒砂糖や黒ごまなどを使った商品には、「菓乃実の杜」の徳島・阿波産の黒砂糖から作った黒みつと北海道産大納言小豆、愛媛産和栗などを使った和風ブランマンジェ「黒蜜のブランマンジェ」（420円）をはじめ、「花園万頭」の国産大手亡豆で作った白餡と国産の黒ごまを使い焼き上げた「黒ごまきんつば」（756円）、「京つけもの 西利」のラブレ乳酸菌を使い、根菜を食べやすく刻み、たっぷりの黒ごまと漬け込んだサラダ風漬物「ラブレクッキング・秋の根菜黒仕立」（315円）を販売する。

　期間は同22日（月）まで。

小田急百貨店新宿店