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ロールケーキ対決に登場する「ブルージュ」の「花巻ロール」

　阪神百貨店は、昨年初開催し好評を得た青森・岩手・秋田の3県を対象にした「北東北3県 味と技展」を、今年も9月3日（水）より8階催場で開催する。

　会場には、3県のご当地グルメや話題の味、特産品など、実演販売やイートインも含め約55店舗（食品のみ）が並ぶ。前回ひときわ人気が高く、会期中毎日完売になるなど大盛況だった青森・弘前「柴田農園」の「嶽（だけ）きみとうもろこし」（1本301円、各日限定800点）が再登場するなど、前回評判の良かったグルメも再び取りそろえる。

　「昨年の初回は、関西ではなじみの薄い地域にもかかわらず、連日大勢の来場者が詰めかけ好評で、再開を望む声も多かった」と同店宣伝広報部の竹下諭さん。今展については「北東北はまだまだ美味が多く、どれもおすすめなので、ぜひ会場に来て味を確かめてほしい」と話す。

　注目は、ご当地ロールが登場する「3県自慢のロールケーキ対決」。青森・西津軽「お菓子工房たつや」が、青森米「つがるロマン」の米粉を使ったもっちり口どけのいいケーキ生地でクリームを巻き上げた「米粉のロールケーキ」（1本798円）を販売するほか、岩手・花巻「ブルージュ」はキウイ、イチゴ、バナナなどのフルーツを生クリームと一緒に巻き込んだふわふわした食感の「花巻ロール」（ハーフサイズ＝1,050円）を、秋田「四季菜」は米粉を使ったもっちりした食感の生地に比内地鶏の卵を使った濃厚なカスタードクリームを巻き込んだ「ハチ公こだわりロール」（1本1,575円、各日限定50点）を、それぞれ販売する。

　ほかにも、秋田・能代の人気店「白神パン工房ボストン」が販売する、上質の小麦粉を白神の水で練り、じっくり発酵・熟成させた「白神食パン」（370グラム＝420円）やもっちりした食感と黒ごまの香ばしさが印象的な「もちもちゴマパン」（8個入＝525円）をはじめ、実演販売で登場する岩手の「白金豚のロースカツ弁当」や青森の「いか弁当」、秋田の「焼はたはたの弁当」など3県それぞれの弁当も見逃せない。

　イートインには、秋田・鹿角「秋田比内や」が再登場。弾力があり深い味わいの比内地鶏の肉と卵を使いとろりと仕上げた「比内地鶏親子丼」（鶏スープ、漬物付き、1人前1,050円）を提供するほか、その比内地鶏のスープをたっぷり使った「比内地鶏ラーメン」（1杯840円）、岩手の前沢牛を使った「前沢あぶり丼」などもお目見えする。

　会期は同9日（火）まで（最終日は17時閉場）。

3県自慢のロールケーキ対決−「米粉のロールケーキ」（関連画像）3県自慢のロールケーキ対決−「ハチ公こだわりロール」（関連画像）阪神百貨店