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7月24日の土用の丑の日にむけ、13カ国50種類の黒ビール系の商品が並ぶ地下1階和洋酒売場

　日本橋高島屋の地下1階食品売場では、7月24日（木）の土用の丑の日に向けた好適品として「黒ビール系」を特集し販売するほか、恒例の「土用餅」も販売している。

　土用の丑といえば「うなぎ」が一般的だが、同店では、丑の方角の守護神が「黒い神様」であることから、古来災難を受けやすい丑の日に「黒いもの」を食べることでその災難を避けるという風習があったことや、うなぎの蒲焼きには香ばしく濃厚でコクのある黒ビールが合うことから、今回「黒ビール」の提案を決めた。

　展開する黒ビールは、「シメイ」（ベルギー）、「オルヴァル」（ベルギー）、「ケストリッツァーシュヴアルツ」（ドイツ）、「ハイネケンダーク」（オランダ）、「アンカースチーム」（アメリカ）、「ギネス・エクストラ・スタウト」（アイルランド）、「ドスエキス・アンバー」（メキシコ）、「サンクトガーレン」（日本）など、13カ国50種類の黒ビール系の商品を取りそろえた。

　「うなぎ」では、名店「五代目 野田岩」「ての字」をはじめ、「菊乃井」「美濃吉」などのうなぎを使った弁当や総菜を販売、期間限定メニューも登場する。また生鮮売場などで取り扱ううなぎには産地証明書を取得するなど、安心して利用客が購入できる体制を整える。

　関西や北陸地方（特に京都・金沢）周辺の風習にならい、夏季の悪病災難を退け除くとされ力をいれている「土用餅（あんころ餅）」には、今年新商品が登場。金沢の和菓子店「和菓子 村上」は、幅広い世代に楽しめるよう食べやすくカップ菓子にした「村上 土用餅」（368円）を販売し、カップタイプの土用もちに酒粕を加え、松の実をトッピングした日本橋高島屋限定「土用餅（酒粕入り）」（368円）を新商品として販売する。

　ほかにも、「塩瀬総本家」の求肥を水ようかんでくるんだ「土用餅」（263円）をはじめ、「鶴屋八幡」の伝統的なタイプの「土用餅」（242円）、「新宿中村屋」のきめ細かいツルッとし食感のもちに北海道産小豆のこしあんを添えた「あんころもち」（441円、同17日-19日、同23日-24日、8月4日-5日の販売）も登場。

　期間は同24日（木）まで（※黒ビールの販売は同29日まで）。

日本橋高島屋