デパチカドットコム

写真を拡大

看板商品「ワッフルケーキ」

　ふんわり香ばしいワッフル生地に、旬のフルーツやクリームをサンドしたオリジナルワッフル・ケーキを展開する専門店「R.L（エール・エル）」は5月21日（水）より、西武百貨店池袋本店の地下1階正面入口へ期間限定出店する。

　「R.L」は、元々建築家だった新保哲也さん（新保哲也アトリエ社長）が「空間を作る立場から、空間を使う立場を経験したい」という思いに端を発し、学生時代にヨーロッパで出会ったワッフルに着目し「ワッフルのある生活」をコンセプトに誕生、1991年には尼崎市武庫之荘に1号店をオープンした。その後、武庫之荘にワッフル製造工場であるアトリエとファクトリー、創業16周年目となる今年3月には横浜アトリエを開設。今ではワッフルケーキ専門店として関西を中心に、関東、東海、中国・九州エリアで36店舗を展開しており、ネット通販などでの地方発送も多く、「お取り寄せスイーツ」としても人気が高い。

　「横浜アトリエの開設は、関東へ本格進出するため」という、同ブランドを手がける同社企画担当の宮崎友恵さんは「手づくりの工程が多かったため、これまで『おいしいワッフル』の生産には限りがあった」と話す。「横浜アトリエでは、安心・安全な商品を安定して供給できるようシステムや設備に力を入れるだけでなく、スタッフが『ここで働きたい』と思えるような環境に整えること」も大切な要素だったとも。今後、横浜アトリエだけで販売する「できたてワッフル」の販売も秋の実現を目指して計画中だという。

　西武百貨店池袋本店で展開するのは、ふんわりと香ばしいワッフル生地に旬のフルーツやクリーム、餡を挟んだ「ワッフルケーキ」約10種類をはじめ、ワッフルのロールケーキ「くるくるワッフル」3〜5種類、クッキータイプのひと口サイズワッフル「コロコロワッフル」5〜6種類と、焼菓子3〜4セット。

　厳選素材を使って毎朝気温や湿度に合わせて生地作りを行い、創業当時より変わらず1枚ずつ丁寧に焼き上げているという看板商品の「ワッフルケーキ」は、自家製カスタードクリームをサンドした「プレーン」や自家製チョコカスタードクリームをサンドした「チョコ」、粒あんと白生クリームをサンドした「あずき」などの定番商品を販売する。価格は105円〜126円。

　ワッフル5個分の生地というボリュームたっぷりの「くるくるワッフル」は、5月は半分にカットしたイチゴとバニラカスタードの「いちごカスタード」や宇治産抹茶のクリームに北海道産粒餡の「抹茶あずき」など3種類を、6月はマンゴーの果肉が入った「マンゴー」やヨーグルト生クリームとフルーツゼリーの「夏のフルーツゼリー」（735円）など3種類を販売。地域限定商品も3〜4種類登場する。価格は630円〜。

　サクサクした食感が特徴の「コロコロワッフル」はすべて専用のロングケース入り。定番の「プレーン」「ストロベリー」「メープル」「ショコラ」4種類に加え、5月は「抹茶」を、6月は「ココナッツバニラ」を販売する。東京限定「チョコナッツ」も見逃せない。価格は578円〜。

　西武池袋本店への期間限定出店について、宮崎さんは「創業当時から変わらないこだわりのおいしいワッフルを、もっと多くの方に味わってほしい」と意気込みをみせる。

　出店は7月1日（火）まで。

R.L（エール・エル）西武百貨店池袋本店