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「みそや堂」がイートインで提供する、日本橋高島屋オリジナルメニュー「黒豚角煮極み みそラーメン」。

　日本橋高島屋は4月10日（木）より、九州各地の名物を集めた人気催事「大九州展」を8階催会場で開催している。

　7回目となる同展では弁当、総菜、洋菓子に力を入れ、同店初登場の味を中心に、地元で人気の名店や話題の味などを取りそろえる。特に今回は、「高級」「希少性」のある同店限定品を用意し、オープニングサービスや限定販売など充実の内容で展開。出店店舗数は、実演やイートインを含めた64店舗（酒類を除く）。

　目玉となるのは、同店限定商品と同店先行販売となる新商品で、展開するのは同店初登場の3店舗。イートインで登場するのが、鹿児島にみそラーメン旋風を起こした中堂園拓哉さんが手がける、地元で人気のラーメン店「みそや堂」。鹿児島県産とんこつと鶏ガラを使い、厳選した24種類のみそと食材をブレンドして合わせたとんこつみそスープと5日間寝かせた特製めんを使うなど、素材すべてにこだわる究極のラーメンで話題だが、今回は同店オリジナルとして、こだわりラーメンにじっくり煮込んだ鹿児島黒豚で作った角煮を付けた「黒豚角煮極み みそラーメン」（1人前1,500円、各日限定20点）を提供する。

　大分「割烹誉寿司」は、15種類のネタを鳴門の渦潮風に巻き上げた人気の太巻き「十二単巻」（1本2,100円）や地元で取れた新鮮なイワシを使い酢で仕上げた「鰯寿司」を販売するほか、特製の甘ダレに漬け込み熟成させた大分県産の新鮮な紋甲イカやタイ、卵などを酢飯の上にのせた同店オリジナル「海鮮丼」（1折1,260円）を実演販売。

　鹿児島黒豚特有のうま味や甘みを引き出すためじっくり熟成させるなど、うま味、食感、柔らかさを追求した黒豚とんかつ専門店「黒かつ亭」は、焼豚、角煮、ヒレかつに黒豚の炊き込みご飯を詰め合わせた新作「黒豚三昧弁当」（1人前1,260円）を実演で販売する。

　九州各地の名物も、同店初登場の人気店による実演販売に注目。福岡・博多の人気餃子屋「鉄なべ」の鉄鍋で焼き上げるすべて自家製の手作りという「焼き餃子」（10個入＝525円）をはじめ、大分の若い女性に人気の「佐賀関クロメたこ焼き」の新鮮なタコを使い、くろめという海草をソースに混ぜたねばりとコクのあるたこ焼き「佐賀関ネギクロメたこ焼き」（8個入＝600円）、佐賀の老舗駅弁屋「中央軒」の鶏のスープに醤油などで味付けしたダシで炊いたごはんに、鶏のしぐれ煮と錦糸卵、きざみのりをのせた「かしわめし」（1折681円）、熊本「みなみの風・頼藤商店」の復活した熊本地鶏「天草大王」を使った「天草大王地鶏焼弁当」（1折1,365円）などを販売。

　九州スイーツでは、素材はすべて国産の無添加にこだわる鹿児島で最も人気の高い洋菓子店「フランス菓子一公」が初登場。「ショコラロール」（1本1,050円）や実演で「アップルパイ」（1個284円）を販売するほか、長崎「ボンソワール」はホワイトチョコクリームにふわふわのチョコケーキ、ビターチョコクリームなどを重ね層にし、パリパリのチョコレートでおおった「チョコレンガ」（1本1,155円）や「もちもちシュー」（6個入＝735円）を、鹿児島の老舗和菓子店「御菓子司森三」は桜島小みかんを使ったロールケーキ「厳選ロール桜島小みかん」（1本1,301円）や奄美産黒糖蜜だれが入った北海小豆皮むき餡をもっちり生地で包んだ「黒糖饅頭黒蜜」（6個入＝501円）をそれぞれ販売するなど、同店初登場のスイーツも見逃せない。

　会期は同15日（火）まで（最終日は18時閉場）。

日本橋高島屋