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下鴨茶寮から登場するのは、工芸品の「源氏物語」特集にちなんだ「源氏物語 特製六角弁当『宴』」（手前）と、旬の素材を盛り込んだ「京のみやび弁当」（奥）。

　小田急百貨店新宿店は2月20日（水）より、11階催物場で「第34回 京の老舗めぐり」を開催する。

　同展では、「下鴨茶寮」の春を思わせる「源氏物語 特製六角弁当『宴』」（ゆばまんじゅう入り、1折1,575円、各日限定30点）のほか、「とり松」の丹後地方の郷土料理と地元で取れたを組み合わせた「ばらずしと鯖棒ずし」（1折1,050円）、「大原女家」の桜もち、「鶴屋吉信」の上生菓子など一足早く春らしい内容で、実演販売やイートインも取りそろえ、約80店舗（うち、食品は約50店舗）が出店。老舗の趣向を凝らした「ひな祭り」にふさわしい商品を特集するほか、人気の「抹茶スイーツ」を初登場の味も含め日替わりで提供する。

　「ひな祭り」特集では、「高野屋貞弘」のうさぎをあしらった上生菓子や、おひなさまにちなんだ半生菓子を3段の引き出し付き箱に詰め合わせた雅な「友禅タンス」（1個1,365円、限定50点）のほか、「七條甘春堂」の色鮮やかな干菓子をかごに盛り合わせたかわいらしい「かごもり」（中／1個1,890円）などを販売。

　日替わりで登場する「抹茶スイーツ」では、初登場の店舗が目立つ。20日（水）＝「若菜屋」の丹波産の栗入りあんを抹茶入り三笠皮で挟んだ「抹茶栗璞（まっちゃりつぼく）」（1個157円、限定200点）を、22日（金）＝「グランマーブル」の「祇園辻利」の抹茶を使った生地にかのこを散りばめた「マーブルデニッシュ」（宇治金時／1斤945円、限定50点）をそれぞれ販売する。また、宇治の老舗茶舗「森半」は週末に出店し、高級宇治茶を使ったスイーツを提供。23日（土）＝「抹茶カステラ」（1個945円、限定45点）や「抹茶生クリーム大福」（1個160円、限定200個）を、24日（日）＝チーズと組み合わせた「抹茶フロマージュ」（1箱5個入＝945円、限定45点）や「抹茶モンブラン」（1個420円、限定100点）を、それぞれ販売する。

　会場には、京都らしい風情漂うイートインコーナー「京の茶屋」を併設し、「総本家にしんそば松葉」のにしんそばをはじめ、「イノダコーヒ」のコーヒーやチーズケーキ、「文の助茶屋」のわらびもちや抹茶のパフェなどを提供。

　会期は同25日（月）まで（最終日は18時閉場）。

小田急百貨店新宿店