ヘッドラインニュース
「モッツァレラ・サラダ・バー・セーノ」が新サラダ・スタイル−そごう横浜店
(2007年12月20日)
そごう横浜店の地下2階食品売場に11月下旬オープンした、オーガニック・オーダーメード・サラダの店「モッツァレラ・サラダ・バー・セーノ」が、健康や本物志向に関心を持つ利用客の間で人気を呼んでいる。
同店は、東京・赤坂に店舗を構える「モッツァレラチーズ料理とビオ・ワイン」をコンセプトにしたレストラン「モッツァレラサラダバー セーノ」の初の物販店で、神奈川県初出店。手がけるのは、オーガニック食品の企画・製造・販売や、サプリメント食品の企画開発・卸し・販売などを行う薬糧開発で、シブヤ西武や西武池袋本店など東京で7店舗を展開する無農薬・有機食材にこだわったオーガニック食材の総菜を販売する「オーガニックハウス」は系列店。
同店のコンセプトは「食の愉しさと安全の融合」。「オーガニックの食材そのものを純粋に楽しんでほしい」という思いから、自社農園や契約農家で収穫された新鮮な有機野菜を中心にした野菜を使ったサラダをはじめ、空輸したイタリアのオーガニック認定を取得した「モッツァレラ・ブッファラ(水牛の乳が原料のフレッシュチーズ)」や、CCPB(=イタリアの有機認定機関)を取得した最上級の生ハムなどこだわりの食材を提供する。
主力商品は、ルッコラやレタス、ニンジン、ショートパスタなどベースサラダ(399円〜609円)に、イタリアのオーガニック生ハムやモッツァレラチーズ、魚介類、ベーコンチップ、アボカドなど20種類以上のトッピング(1品52円〜315円)、7種類のドレッシングから好みを選び自分だけのオリジナルサラダを作る「オーダーメード・サラダ」。このシステムは、出店当初デパ地下では初めてのシステムだったことから利用客には分かりにくかった。そこで食材の試食や説明をすることで関心を高め、今ではサラダの平均単価が見込みより高くなるなど予想を上回る反響があるという。またトッピング単体を購入したいという来店者も多く、トッピングの量り売りも行っている。
同品で意識しているのは「色彩」と話すのは「モッツァレラ・サラダ・バー・セーノ」の総合企画を手がける河野孝明さん。「『オーダーメード・サラダ』は食材そのものが勝負。例えばトッピングのニンジンなら、ニンジン(オレンジ)と金美ニンジン(鮮やかな黄色)を混ぜ合わせるなど、オーガニック食材ならではの自然の色を組み合わせ、工夫している」とし、「旬を意識しなくてもその時々に入る食材をトッピングすれば、自然に『旬』になる」と話す。
店頭では、「モッツァレラチーズ(ブッファラ)」(1個約125グラム=1,151円)やイタリア・ウンブリア州産生ハム「カポコーロ」(1パック80グラム入=1,001円)のほか、オリジナルスモークサーモン、輸入グロサリーなどの食材をはじめ、カプレーゼやモッツァレラカツなどモッツァレラチーズを使った総菜なども販売する。
間近なクリスマス商品では、肉の臭みを低減させるよう動物性たんぱく質を与えず育てた健康鶏を使った「菜彩鶏のレッグ」(1本781円)のほか、遺伝子組換えや抗生物質を与えず育てた牛のサーロインの「ローストビーフ」(1,501円)、「クリスマスオードブルSP」(3,201円)、「クリスマスオードブルDX」(4,501円)、「カナッペオードブル」(1,801円)など、オーガニック食材やこだわり素材を使った5商品をそろえる。
「今後はトッピングの総菜化を実現し、サラダのトッピングとして、また総菜としても楽しめる商品を開発中」と話す河野さんは「そのためには魅力的な食材の開発が一番。ヨーロッパやオーストラリアに拠点もあるので、オリジナルの有機食品を開発し、日本に紹介していきたい」と意気込みを見せる。
そごう横浜店モッツァレラサラダバー セーノ
アーカイブ
阪神梅田本店で「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」−「特製ふたつ星弁当」など250種 阪神梅田本店8階催事場で1月24日(火)、名物催事「阪神の有名駅弁…
松屋銀座「バレンタインワールド」に全81ブランド−日本人ショコラティエ&国産素材に注力 松屋銀座でバレンタイン商戦が始まっている。8階イベントスクエアぁ
トルコ発「ナーディル・ギュル」「ディヴァン」、松屋銀座にアジア初の常設店 松屋銀座・地下1階洋菓子売り場に11月11日(金)、トルコ・イスタァ
松屋銀座デパ地下に冷凍食品コーナー「ギンザフローズングルメ」新登場 松屋銀座地下2階生鮮売り場の一角に8月31日(水)、冷凍食品コーナ…
横浜高島屋デパ地下で代替肉「大豆ミート」のフェア−総菜・パンなど限定品約40種 横浜高島屋地下1階食品売り場で2月16日(水)より、代替肉の大豆ミ…