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アルコール度数10%の大麦のワイン解禁−サンクトガーレン
(2007年11月20日)
神奈川の地ビールメーカー「サンクトガーレン」は11月15日(木)のボジョレ・ヌーボーの解禁日に、Barley Wine(バーレイワイン=大麦のワイン)「el Diablo(エル ディアブロ=悪魔の意)」を販売した。
バーレイワインとはイギリス発祥のワイン代わりに生まれたビール。ブドウ栽培ができずワインが作れなかったイギリスでは、得意のエール(上面発酵ビール)でワインに対抗するものはできないかと試行錯誤し造り上げたもの。最大の特徴はアルコール度の高さで、ビアスタイルガイドラインでは8.4〜12%と規定され、数あるビールのスタイルの中で最もマニアックなスタイル。
「el Diablo」は、通常ビールの2.5倍の麦芽と6倍のホップを使い、数値上で通常の2.5倍の甘さと、4倍の苦さがあるという。口当たりは蜜のようにとろりと濃厚で琥珀色、ビール酵母100%を使い、アルコール度数は10%。出荷時点で通常の6倍以上の熟成期間を経ているため、ブランデーのようなリッチな熟成香が特徴で、さらに寝かせておくことで味が変化していく長期熟成タイプのビール。新しいうちは香りがフレッシュで苦味も強く際立ち、長期熟成させることで苦味よりもコクが勝り、甘みを感じるという。
今年醸造の「el Diablo’07」は1本(300ミリリットル入)=1,050円、百貨店では横浜高島屋をはじめ、日本橋高島屋、新宿高島屋の各酒売場で計約1,000本を取り扱う。
同社広報担当の中川美希さんは「『エル ディアブロ』はアルコール度数が高く飲み応えがあるため、ビールグラスやジョッキではなく、ワイングラスやブランデーグラスで味を楽しんでほしい」とし、「賞味期限が5年間なので、ワインと同じようにさらに熟成を楽しみたいのであれば、購入後は冷蔵庫の野菜室で寝かせるのがベスト」と話す。
サンクトガーレン
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