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「ヨード卵光」を使い、やわらかなふんわりした食感が特徴の「ミルクレープロール」。抹茶には丹波栗入り。

　西武百貨店池袋本店は10月17日（水）より、京都ならではの味や工芸を集めた「京都名匠会」を7階大催事場で開催する。

　41回目となる同展では、京都の「伝統」の味と、「今」を映す新しい味を展開。1873年創業のすき焼き店「三嶋亭」の特撰弁当や「いづう」の「鯖姿寿司」など老舗の名店に加え、「祇園きなな」や「祇園餃子処泉門天」といった新進気鋭の話題店や行列店など、実演も含め、京都を代表する新旧約80店舗が出そろう。

　毎回人気の京都スイーツには京都らしい秋を堪能できる和菓子をはじめ、和をベースアレンジした新しい味がお目見えし、注目を集めそうだ。中でも注目は、薄く焼いたクレープ生地と甘さ控えめのクリームを何層にも重ねたロールケーキ「ミルクレープロール」（プレーン、チョコレート＝各1,575円、抹茶＝1,680円）を販売する「ペーパームーン京都」、やわらかいシュー生地に、コクがあり甘さ控えめのカスタードクリームが詰まった「フレッシュクレームシュー」「宇治抹茶シュー」（各201円）を販売する、創業1899年のシュークリーム老舗のメーカーとハワイ企業とのコラボレーションで生まれた「シュークリームカフェ オアフ」、牛乳瓶に入ったキャラメル、カスタードプリン、フレッシュ生クリームの3層仕立てで濃厚な「北山プリン」（約90グラム入＝273円、各日限定200点）を販売する、北山にあるフランス菓子店「クリアンテール」の3店舗。

　「京洛茶屋」（＝イートイン）には新旧取り混ぜ、9店舗の味が楽しめる。初登場は、「肉専科 はふう」の国内産黒毛和牛を使い特製デミグラスソースでじっくり煮込んだ肉専門店ならではの「ハヤシライス」（1,501円）や、オムライス専門店「アンブロシア」の見た目も美しいふわとろの「京野菜とチキンのオムライス」（893円）、大正末期創業のうなぎ料理店「京極かねよ」の浜名湖から仕入れたウナギを背開き（江戸風）にし、秘伝のタレで焼き上げた後京風だし巻きで仕上げた「きんし丼」（1,470円）。ほかにも、「総本家にしんそば松葉」は自慢のにしんそばを、「会席料理・寿司 とり松」はこだわりのばらずしを、「権太呂」は本鴨の入ったうどんを、「文の助茶屋」はのど越しのいいわらびもちをそれぞれ販売する。

　会期は同23日（火）まで（最終日は16時閉場）。

西武百貨店池袋店