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百貨店に期間限定で復活する「東池袋 大勝軒」、販売する「カレー中華」は30年前のメニューで、今回池袋三越オリジナルメニューとして復刻する

　池袋三越はこの秋で50周年を迎えることから、10月2日（火）より「開店50周年アニバーサリーフェスタ」を全館挙げて開催する。期間中、特別企画として7階催物会場で記念催事を行うほか、地下1階と地下2階の食賓館など各階で記念イベントを実施。同店は、日本橋本店、新宿店、銀座店に続く東京4店舗目として1957年10月1日に開店した。

　7階で開催するのは「三越ある街 美味めぐり」。全国に広がる三越のネットワークを生かし、北海道から沖縄まで、各店がイチオシするご当地の美味が集合する。

　最大の目玉は、今春惜しまれつつ閉店した「東池袋 大勝軒」の復活出店。同店食品部金澤太郎さんは「地元池袋の名物といえば、やはり『東池袋 大勝軒』のラーメンだ」と思い企画。先代の山岸一雄さん、2代目の飯野敏彦さんともに『池袋』を愛している方たちで、百貨店へは初出店ながら『池袋の活性化につながることであれば』と引き受けて下さった」ことから、期間限定ということで実現したという。特別イートインスペースでは、名店の味を受け継いだが、多くの人に愛された定番の「特製もりそば」（1人前650円）と50周年記念メニューとして「カレー中華」（1人前900円、各日限定30点）を提供する。

　ほかにも、北海道の稚内から直送するタラバガニや昆布などの海の幸をはじめ、仙台＝「萩の月」や「ずんだ餅」などの銘菓、新潟＝つやと甘みがある新米、千葉＝名産の落花生、名古屋＝名物の手羽先、広島＝名物のお好み焼き、香川＝讃岐うどん、松山＝銘菓、福岡＝めんたいこや寿し、鹿児島＝さつま揚げや黒豚、沖縄＝シークヮーサーなど、各地の名産・名物を販売。会期は同8日（月・祝）まで（最終日は18時30分閉場）。

　地下1階全国銘菓「菓遊庵」では、全国から話題のロールケーキを集め日替わりで提供する記念企画「くるくるロールケーキフェア」を実施する。2日＝北海道「サン・ドミニック」の「ルーロー・オ・フリュイ」（1,575円、限定70点）や山梨「桔梗屋」の「甲斐浪漫ロール木の実」（735円、限定50点）を皮切りに、京都「まざあぐうす」や兵庫「神戸フランツ」、大分「菊家」などが登場。同5日（金）、6日（土）に登場する東京「自由が丘ロール屋」は、定番の「自由が丘ロール」（ハーフ＝1,260円、各日限定70点、1人1点限定）のほか、池袋三越限定ロールとして旬のさつまいもをたっぷり使った「さつまいもとメープルのロール」（1,890円、各日限定30点、1人1点限定）を販売する。同売り場ではほかにも「全国銘菓お取り寄せ企画」として、京都「出町ふたば」の豆餅や「小桜」のかりんとう、大阪「庵月」の栗蒸しようかん、埼玉「浦和花見」の銘菓などを限定販売する。同8日（月・祝）まで。

　同フロア和洋菓子売場にはアニバーサリースイーツも登場する。「東京會舘」は伝統の2層のショートケーキ「ガトーフレーズ」をデコレーションした「池袋三越50周年記念特製ケ−キ」（直径18センチ＝5,250円、予約販売）を、「日本橋文明堂」はハニーカステラにホワイトチョコレートで文字を入れた「池袋三越50周年記念カステラ」（14×13×6センチ＝1,470円、限定50点）を、「日本橋榮太樓」は上品な甘みのあんを手作りで重ね合わせた「三越限定 縞ようかん」（白いんげん、小豆、黒砂糖、各1棹1,890円）を、「両口屋是清」は吉祥の鳥「鶴」が飛ぶ様子を表現した「池袋三越限定 飛翔」（半棹＝840円、限定50点）をそれぞれ販売。同8日（月・祝）まで。

　同フェスタでは、初日の2日（火）にオープニングイベントを行い、セレモニーや祝い菓子を先着500名限定でプレゼントするほか、「50周年記念ハッピーバッグ」として同2日より、地下1階にオープンする英国王室御用達の総合高級食品ブランド「フォートナム・アンド・メイソン」や三越限定ベーカリーブランド「ジョアン」からお楽しみ袋も登場する。

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