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ミニサイズながらも味わいは複雑＆繊細な「アルヴィンズ」の松屋限定「ピッコロドルチェ」は10種類

　松屋銀座は9月26日（水）より、「本物のイタリアを銀座に」をテーマに8階催場で「イタリアフェア」を開催する。

　3回目を迎える同展では、「MERCATO（メルカート）＝イタリアの市場」を会場コンセプトに、陽気で活気あふれた雰囲気を演出し、本物のイタリアの食文化を紹介。特に「食の宝庫」と言われるエミリア・ロマーニャ州の「パルマ」をクローズアップし、生ハムやチーズなど特産品を展開するほか、「ヴィニタリー」受賞ワイン、日本初上陸のドルチェなどを特集し、イタリアの食通たちが認めた名シェフや名店によるイートイン、人気店のワインバーも登場する。

　目玉となる「パルマ」の食材には、美食の地ならではの希少な味わいが並ぶ。生ハムでは、イタリア国内での最高峰といわれるサンニコラ社の、豚肉と食塩以外は一切使用しない無添加の「プロシュット・ディ・パルマ」（100グラム＝1,365円）や、12カ月以上熟成させ、伝統的な製法で手作りされた希少価値の「クラテッロ・ジベッロD.O.P.」（100グラム＝4,200円）を販売。チーズは、「チーズの王様」と言われる「パルミジャーノ・レッジャーノ『ミレジマート』」（100グラム＝630円）を販売し、イタリアでも貴重なワンランク上のチーズはホールを割って量り売りする。老舗パスタや地元ならではの発泡ワインも登場する。

　ワインコーナーでは、イタリア最大の国際見本市「ヴィニタリー」で2007年の最高金賞を受賞したワイン「ボルゲーリDOCロッソ スペリオーレ『アルニオーネ』’04」（750ミリリットル＝6,983円、限定60点）など6本やイタリア全20州のワイン、同店セレクションによるワインなど、松屋限定も含め約1万本を販売する。

　評判の高いドルチェには今回、ミラノのパスティチェリア・バール「アルヴィンズ」がイタリア国外初として出店。パティシエのロベルトさんが来日し、ドルチェの実演を行い、店頭ではティラミスをはじめ、チェリーのパンナコッタ、クレームキャラメル、ミントチョコムース、エスプレッソ、パイナップルのムースなど10種類の、ミニサイズのカップに入った「ピッコロドルチェ」（各315円）を販売。ほかにも、日本初のイタリアンショコラ「チョコラートプーロ」が出店し、「一日分のチョコレート」（1袋＝210円）など、元精神科医のオーナー、ジュリアーナさんが医者としての経験を生かして作った「体にうれしく、しかもおいしいチョコレート」を展開する。

　イートインでは、2002年イタリアのプロフェッショナル協会より「イタリアマエストロ」を受賞した、イタリアの食通たちにもその名を知られる、那須「ミッシェルガーデンコート」内のリストランテ「ラ・ヴィータ・エ・ベッラ」の総料理長、石崎幸雄シェフが「パスタバー」を特別出店。エミリア・ロマーニャ州ならではのパスタ料理を、前菜付き（1,680円）で限定数（80点）提供する。イタリア「真のナポリピッツァ協会」が日本で最初に認定した「さくらぐみ」も登場し、ナポリピッツァだけでなく、赤穂産のタコや新鮮な魚介を使った出来たてのナポリ料理（前菜＋パスタ料理、2,940円）を提供。

　会場では、パルマ産生ハムやパルミジャーノ・レッジャーノと一緒にワインを味わえるワインバー「カーザ・ヴィニタリア バイ アロマフレスカ」や、厳選された豆をつかったこだわりのエスプレッソと「アルヴィンズ」のドルチェを一緒に味わえるカフェ「AAcafe アンティカ＆アルヴィンズ」も登場するほか、永田農法で知られる「りょくけん」が同展のために特別栽培したイタリア野菜や、名店のシェフ御用達の食材など多数お目見え。

　期間は10月2日（火）まで（最終日は17時30分閉場）。

松屋銀座