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多くの来店客でにぎわう、本館地下2階フーズフロア

　1984年の開店以来初の全面改装を終了したプランタン銀座が、9月14日（金）にグランドオープンした。当日、同店前にはオープンを待つ約700人もの行列ができた。

　今回改装のポイントの一つであるフーズフロアを本館地下2階に移設。同店がこれまで得意としてきた「スイーツ」と、銀座地区で最大級の品ぞろえとなった「ワイン」をメーンに、フランスの食文化を日本に広めた「ビゴの店」の「ベーカリー」、フレンチ総菜をはじめとするこだわりの「デリ＆イートイン」の全32店舗を集積。

　開店から徐々に来店客が増え、ランチ時になると「デリ＆イートイン」の辺りは近隣にオフィスを構えるOLなどで混雑した。ランチタイムが過ぎても来店客は増え続けたが徐々におやつ感覚の「ライトスイーツ」を中心に展開する「スイーツ」に流れが移行し、焼きドーナツ専門店「ミエル」には約20人、カップケーキ専門店「チャプチーノ」には約10人と、それぞれ百貨店初のスイーツを求め行列ができた。

　会社の休憩時間に食べるおやつを買いに来たOL2人は、「初めてのお店が多いので、一通り見てから決めたい」「会社の帰りにもう一度寄る」と「新生・プラ地下」を楽しんでいた。ほかにも、来店客から「地下2階にもかかわらず（以前より）明るくなった」「キレイになった」など好印象の感想を受けた同店広報担当の飯塚久美さんは「オープンまでの準備が大変だったのでホッとした」と言いながらも、フロアの混雑ぶりに喜んでいた。

コンパクトながら「毎日通いたくなるマルシェのような食空間」をアピールする同店が、新たなスタートを切った。

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