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バルとして特別出店する「バル・アリエッタ・ダンジョウ」で、タパスとともに実演販売で提供する「パエリア ランチセット」（※写真はイメージ）

　日本橋高島屋は9月12日（水）より、8階催会場で「2007 タカシマヤ スペイン展」を開催する。スペインは、芸術の国、情熱の国としてその独特の文化から人気の高い国。近年は食やファッションでも最先端の国として注目を集めていることから、同店ではスペインの「今」をテーマに食やファッション、雑貨などを集める。

　同展では「食」に注目。スペインに5店舗しかないという三ツ星レストランのイートインや本場スペインのバルを再現してタパス（小皿料理）やパエリアを味わえるほか、スペイン王室御用達で「幻の生ハム」と言われ現地でも入手困難なイベリコ豚の生ハム「ハモン・イベリコ・ペジョータ」、軽くさらりとした口当たりのエキストラバージンオイル、チーズ、パン、「カカオ サンパカ」のチョコレートに加え、ワインやカヴァなど約300種類の酒が並ぶ。

　イートインには、スペインきってのミシュラン三ツ星を誇るレストラン「サンパウ」が出店。女性シェフのカルメ・ルスカイエーダさんによる新感覚のスペイン料理には、世界の美食家たちが熱い視線を注いでいるという。同展では特別に高島屋オリジナルメニューを用意し、本店の味を手軽に楽しめるよう工夫する。提供するのは、魚料理なら「ホウボウのロメスケットソース」（※入荷量により魚は異なる）、肉料理なら「牛肉とキノコの煮込み」の2種類で、どちらか1品の場合（パン付き＝2,940円）と、魚・肉料理2品セット（パン付き＝5,250円）の、2コースを用意する。

　会場で再現したバルには、人気ベーカリー「パネッテリア・アリエッタ」と人気スペイン料理店「ティオ・ダンジョウ」のコラボによる、モダンスペインバル「バル・アリエッタ・ダンジョウ」が出店。同店は日本でスペイン料理界の第一人者として知られる、壇上佳太シェフが総合プロデュースする東京・広尾にある本格スペインバル。イートインでは「タパスプレート」（1人前1,260円）をはじめ、「スペイン風オムレツ」（200グラム＝630円）、「イベリコ豚生ハム」（25グラム＝945円）を提供し、米を使った「パエリア ランチセット」（1人前＝945円）は実演販売も行う。

　酒コーナーでは、ワインは50ブランド200種類、カヴァ（カタルーニャで製造されている発泡酒）は20種類、シェリー（アンダルシア地方の酒精強化ワイン）は50種類を用意。有料試飲コーナーも設ける。スペインのロマネコンティと言われるスペインワインの最高峰「ベガ・シシリア／’95 ウニコ」（赤、750ミリリットル＝43,050円）や、「’01シムス・デ・ポレラ」（赤、750ミリリットル＝11,550円）など入手困難なプレミアムワインのほか、「アバディアンレチュルタ・プリミシア」（赤）をはじめとするおいしくて手ごろな「ワイン・カヴァ」を1,575円均一で販売。また、ウニコをトップの座に押し上げた世界的カリスマ醸造家のマリアーノ・ガルシアさんが手がけたワインも登場。「’04 ア・アルト」（赤、750ミリリットル＝8,400円）や「’04 マウロ」（赤、750ミリリットル＝7,350円）なども販売する。同店広報担当者は「スペインワインの世界は、ワイナリーの世代交代で新しいスペインワインが次々と誕生し世界中から注目されている。今展のために高島屋がセレクトした『今』のスペインワインをぜひ味わってほしい」と話す。

　会場の一角では、スペイン北西部にあるスペインきっての美食エリア、カスティーリャ・イ・レオン州を特集し、羊乳のチーズ（100グラム＝1,155円〜）や樫木から採集したハチミツ（500グラム＝3,360円）などの販売も行う。

　同展は、日本橋店を皮切りに、横浜店（同19日〜）、大阪店（同26日〜）、ジェイアール名古屋店（10月3日〜）、京都店（10月11日〜）、新宿店（10月18日〜）でも順次開催予定。

日本橋高島屋