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「丑の日」にちなみ関西・北陸の風習「土用餅」を紹介−日本橋高島屋
(2007年07月21日)
金沢「和菓子村上」の土用餅はやわらかい求肥もちと餡を重ねたカップ菓子に仕上げた
日本橋高島屋は7月18日(水)より、「土用の丑の日」(今年は7月30日)に向けたフェアを地下1階の和菓子売場で開催する。
同フェアで力を入れているのが「土用餅」。関西や北陸地方(特に京都・金沢)周辺では、夏の土用の入りの日に「あんころ餅」を食べる風習があり、これを別名「土用餅」と呼ぶ。昔、宮中の公家の間でカガ芋の葉を煮出し、その汁でもち米の粉を練り丸めて味噌汁に入れ、土用入りの日に食すると暑気あたりしないとされていたことに由来すると言われ、徳川時代の中期より、土用の入りには餅を小豆あんに包んで食し、夏季の悪病災難を退け除くとされている。
同店では甘いものを取ることで夏の疲れを癒す意味があるといわれていることを受け、フェアを行うことで「うなぎ」同様に、土用の丑の日に食する夏恒例の「食イベント」に発展させたい考え。
展開するのは、金沢の和菓子店「和菓子村上」の幅広い世代に楽しめるよう食べやすくカップ菓子にした日本橋高島屋限定商品「村上 土用餅」(315円)をはじめ、「塩瀬総本家」の求肥を水ようかんでくるんだ涼しげな「土用餅」(263円)、「鶴屋八幡」の伝統的なタイプの「土用餅」(242円、7/20〜販売)、「新宿 中村屋」のきめ細かいツルッとし食感の餅に、北海道産小豆を使った風味のいいこし餡を添えたあんころ餅「土用餅」(399円、発売日=7/19-20、7/28-30)の4種類。
フェアは、「土用の丑」当日の30日(月)まで。
日本橋高島屋
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