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プラタン銀座地下2階の新フーズフロア、イメージパース

　プランタン銀座は7月3日（火）、現在改装中の本館とモード館（別館）13フロアについて9月14日（金）にグランドオープンすると発表し、リニューアル内容を明らかにした。同店は本館とモード館のファッション、フーズを中心に13フロアを改装し、「『私に似合う』が必ず見つかる、20〜30代女性のファッションスペシャリティストア」（同店）へリニューアルするという。

　今回の改装で「プラ地下」で親しまれていたフーズフロアは本館地下2階へ移設し、床・壁・天井を含めた環境面でも開店以来初となる改装を実施。リニューアル後は同店が得意としてきた「スイーツ」をメーンに、銀座地区で一番の品ぞろえとなる「ワイン＆リカー」、フランスパンを日本に広めた「ビゴの店」の「ベーカリー」、フレンチ総菜や体にやさしい素材を使った「デリ＆イートイン」と4つのカテゴリーに分け、全31店舗を取りそろえ、「毎日でも通いたくなるマルシェのような新しい食空間」（同店）へと生まれ変わる。

　新フーズフロアのメーンとなる「スイーツ」には、全31店舗中21店舗をスイーツブランドで構成し、「スイーツの流行発信地」と言われる「プラ地下」ならではの売り場作りを目指す。「おやつ」的存在だったカップケーキ、ドーナツ、蒸しケーキ、マフィンなどの「ライトスイーツ」に注目、グレードアップさせ特化した専門ショップの導入で他店との差別化を図るほか、百貨店初登場、銀座地区初登場のショップも数多く出店する。

　「スイーツ」で目玉となるのが、百貨店では初めてプラ地下へ出店する、代々木上原のパンケーキレストラン「チャプチーノ」で好評のカップケーキ専門店。ニューヨークでブームのファッショナブルなカップケーキを日本風にアレンジし、甘さ控えめでシフォンケーキのようなやわらかいケーキ生地に、素材にこだわった「塩バターキャラメル」「イチゴとシャンパンのコンフィチュール」「ルバーブ」など天然の素材で色を出し、手作りによるオシャレなオリジナルカップケーキを販売する。ほかにも、目黒区碑文谷に本店を構えるマフィン専門店「スウィートソウルスウィーツ」や焼きドーナツ専門店「ミエル」、高田馬場にある手作り＆無添加プリン専門店「プリモ」などが百貨店初登場。京都嵐山「サガパー」やコーン型ピッツァ専門店「コーノピッツァ」も引き続き出店する。

　「ワイン＆リカー」は売場面積も広がることから質・量ともに拡充し、同店ならではのセレクト感を生かした売り場作りに仕上げる。定評のあるフランス、イタリアワインだけでなく、女性に人気のスパークリングワインを約150種類まで増やすなど品ぞろえを強化。ニューワールドワインも多数取り扱い、銀座地区最大級となる1000種類のワインをそろえるほか、独り暮らしの女性でも楽しめるようハーフボトルのワインを120種類集めた専門コーナーを新たに開設。売り場の隣には、百貨店初登場となる銀座のチーズ専門店「アロマッシモ」が、ワインとのマリアージュを提案する。

　「デリ＆イートイン」は、体にやさしいヘルシーな素材を使ったデリ専門店やフレンチ総菜専門店、ハンバーガー、フォーのイートインなど全5店舗が出店。六本木にある和チャイナバーガー専門店「Rバーガー」や、ベトナムの麺「フォー」の専門店「コムフォー」などが登場する。

　プランタン銀座広報担当者は「新フーズフロアは地下2階に移り、デパ地下としてはコンパクトだが、今までよりも明るくなったフロアには初登場や百貨店初出店をはじめ、ライトスイーツに代表されるこれから注目を集めそうな高感度なショップをそろえた。自分へのご褒美やギフト、イートインでの食事など、『私のためのデパ地下』として愛用してほしい。」と意欲を示している。

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