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「白えびの押寿し」には酢飯に白えびをのせたものと、その上にさらにおぼろ昆布をのせたものと2つの味が楽しめる

　小田急百貨店新宿店は5月30日（水）より、福井、石川、富山の三県を対象とした「北陸三県の物産展」を本館11階催物場で初めて開催する。

　同展では、海の幸や山の幸に恵まれた3県を代表する名産品や名店の味、地元の人気店、初夏ならではの味覚、有名駅弁など約60店舗（工芸品を含む）が集まり、会場では実演販売やイートインも行う。

　福井県からは「松岡軒」が登場。今では福井の代表的な銘菓だが、1905年に考案・命名した元祖だからこそ味わえるふんわりとしなやかできめ細かい餅菓子「羽二重餅」（40枚入＝1,300円）を販売。石川県からは、1849年創業の全国でも珍しい落雁専門店「落雁諸江屋」が、落雁粉と砂糖、和三盆を使って色と形に工夫を凝らし、日本人の「寂・侘」を表現した「わび」（2畳＝1,470円）を、富山県からは「味の黒部」が富山湾特産の白エビを１尾ずつ丁寧に殻むきして酢飯に敷き詰めた「白えびの押寿し」（1折2,100円）を、それぞれ販売する。

　北陸は駅弁の催事でも人気が高いことから、各駅の弁当を6月1日からの3日間、特別に日替わりで販売する。1日＝福井県福井駅「越前かにめし」（1,100円）、富山県富山駅「ますのすし」（1,300円）。2日＝石川県加賀温泉駅「発芽玄米鯛めし 鯛のいなり手箱」（900円）、福井県福井駅「越前笹すし」（1,000円）。3日＝福井県福井駅「鯛すし」（1,000円）、富山県富山駅「ぶりのすし」（1,300円）。いずれも1日限定30点。

　イートインには富山湾の海洋深層水を使い、白エビのダシを効かせたスープが特徴の富山ラーメンを提供する「麺家いろは」が登場。黒いスープの見た目のわりにキレがよく深いコクであっさりした味わいの「黒醤油らーめん」（1杯735円）と、香ばしい風味と磯の香りが生かされた「白エビ塩らーめん」（1杯735円）を販売する。

　会期は6月4日（月）まで（最終日は18時閉場）。

小田急百貨店新宿店