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手作りの「うすかわ饅頭」と「芋いも」は実演販売で

　そごう心斎橋本店は5月29日（火）より、主婦層をはじめリピーターが多く、ファンも多い人気の催事「石原明子の美味散策フェア」を14階特設会場で開催する。

　石原明子さんは、テレビ・新聞・女性誌で活躍し、食文化に関する鋭い感覚とおいしさへのこだわりに定評がある料理研究家で、40年以上も第一線で活躍したノウハウを生かし、自らの目と舌と足を駆使して、全国各地の隠れた名品を発掘するうまいもの探しの達人としても有名。

　3回目となる同フェアでは、そうした石原さんが薦める、大阪「菊壽堂」のほんのりした甘さのあんをさわやかな口当たりのくずで包み込んだ季節限定の「葛ふくさ」や大福を詰め合わせた「季節の菓子」（1,155円）をはじめ、京都の宇治茶の老舗「柳桜園」の新茶や抹茶、神奈川・鎌倉山「ハウスオブフレーバーズ ホルトハウス房子の店」のスイーツなど、全国の美味38ブランドをそろえる。

　注目は初登場の味。東京「柳ばし 小松屋」は、木更津産の活きたあさりを一つ一つ手でむき、醤油、さとう、みりん、しょうがだけで煮上げた季節限定の「手むきあさり佃煮」（70グラム＝1,680円）と江戸前あなごを使い甘さを抑えた「一と口あなご」（70グラム＝1,890円）を、神戸「樽正本店」は、無添加で素材の味や質を重視し、昔ながらの製法で仕上げた「ピクルス『イタリアンサラダ』」（トマトミックス、250グラム＝1,050円）や「フルーツコンポート」（オレンジ、いちじく、各1本＝2,100円）を、和歌山「儀平菓子店」は、あっさりとした甘さが上品なあんこを薄くしっとりとした皮で包んだ「うすかわ饅頭」（10個入＝1,050円）や「芋いも」（5個入=781円）を、群馬「ガトーフェスタ ハラダ」は、フランスパンから作った看板商品「グーテ･デ･ロワ」（16枚入＝525円）やヨーロッパ伝統の大人のケーキ「グリーン・スリーブス」（7種類、14×14×4.5センチ＝1,260円）を、それぞれ販売する。

　会場では、古くからのレシピを守る神戸「広東料理処 千代」も登場し、エビ、干し貝柱、干し椎茸、木クラゲ、豚肉などが入った看板水餃子「活海老入り水餃子」（6個入＝1,050円）や「中華おこわ」（1個630円）、「双色珍珠球」（海老・豚、各3個入＝各1,050円）などをテークアウトできるほか、イートインで冷やしまぜ麺に、水餃子、中華おこわまたは2色団子が付いたセットを味わうこともできる。

　会期は6月4日（月）まで（最終日は17時閉場）。

そごう心斎橋本店