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新作「ドゥーブル ジュレ」5個入りは、基本ジュレ4種類にグレープフルーツ＆オレンジをプラス

　ヨックモックは4月下旬より、夏季限定の新作「ドゥーブル ジュレ」の販売を、青山本店と全国の有名百貨店150店舗で開始した。

　昨年からカラフルなスイーツが出回り、グラデーションや2層に重ね合わせた商品が増えていることを背景に、同社営業推進部では「サマーギフトの中心的存在のゼリーは何より視覚的な訴求力が勝負」とし、従来の「デザートジュレ」を一新。夏のギフトとしても需要の高いゼリー系スイーツに、より独自性を強く打ち出すことで他社との差別化を図ろうと、「見た目が華やかで、夏のギフトとしても受け取った側にも喜んでもらえ、かつビジュアルにインパクトのある新作ジュレを誕生させた」という。

　同品は8種類のフルーツを使い、色や味わい、食感の異なるジュレを2層に重ねたもの。グレープフルーツの程よい酸味と苦味に、オレンジのさわやかな甘みのジュレと果肉を組み合わせた「グレープフルーツ＆オレンジ」、完熟したピーチの自然な甘みを生かし果肉を加えたなめらか白桃ジュレに、チェリーの香り高くあざやかな色のジュレを組み合わせた「ピーチ＆チェリー」、レッドグレープフルーツの甘酸っぱいジュレにレッドグレープフルーツの果肉を加え、香り高いパッションフルーツのジュレを組み合わせた「レッドグレープフルーツ＆パッションフルーツ」、マスカットのすっきりとした甘さが特徴のジュレにピオーネの果肉を加え、上品な甘さのライチジュレを組み合わせた「マスカット・ピオーネ＆ライチ」の4種類を展開。ネーミングには2つのおいしさを味わえるよう、「2つ（2層）のジュレ」を意味するフランス語で命名した。

　「異なるゼリーを2層にする」ため同社商品開発担当者は、「上の層と下の層がそれぞれゼリーとして成立しつつ、一緒に食べてもおいしい」点にこだわった。さらに、「色合いの組み合わせが美しく、なおかつおいしいジュレに仕上げるため、ゼラチンの濃度や糖度のバランスを調整することで上下のバランスを取りながら味の確認をするといった作業を繰り返し、試行錯誤した」と話す。

　ジュレの容器にも、2色のジュレの美しい色を引き立たせるため細長いフルートグラスをイメージしたトールカップを使い、さらに異なる食感のジュレの食べやすさを考え、カップのデザインに合わせた専用スプーンを付けた。

　価格は2個入り＝788円、5個入り＝2,100円、8個入り＝3,150円、13個入り＝5,250円と、自家用だけでなく、中元やサマーギフトと用途に応じて4サイズをそろえる。賞味期限は製造から120日間、販売期間は9月中旬までを予定。

ヨックモック