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130種類のベルギービールがそろう「ベルギービールフェア」

　東武百貨店池袋店は5月10日（木）より、心待ちにしているというファンも多いという輸入ビールの名物催事「ベルギービールフェア」を、地下1階和洋酒特設売場・酒百撰イベントスペースで開催している。

　17回目となる今回は、フルーティーなテイストで一番人気の「ヒューガルデン・ホワイト」（330ミリリットル＝399円）などの定番ビールをはじめ、スパイス系、マニアに向けた長期熟成ビールなど、百貨店としては最大の約130種類を取りそろえる。会場にはバーカウンターを設置して毎日3〜6種類の試飲を行い、銘柄ごとの専用グラス約15種類（ビアグラス1個599円〜）も用意してベルギービールの魅力をアピールする。

　同フェアには初日から、20代〜30代のベルギービールファンらが詰めかけ、前年比125％と好調な滑り出しを見せた。来場者の多くは「自家需要」を目的としていることから、同店和洋酒担当者は「フェアだからこその銘柄が登場し、『掘り出しもの』ビールも用意しているので、初心者も含めた多くの方においしさや楽しみ方を知ってほしい」と話している。フェア開催14日間で、前年比107％を目指す。

　今回の注目は、自然志向の高まりから最近話題を集めるオーガニックビール（＝有機栽培の原料のみで造られたビール）。4種類と少ないが、「エコセール」（ヨーロッパで規定されている有機栽培法に適合した製品を検査し、設定する機関）のビオ認定を受けている銘柄だけを用意。

　完全有機栽培のモルトでのみ作られているビール「セゾン・デュポン・バイオロジーク」（750ミリリットル＝1,155円）のほか、同じく完全有機栽培のモルトのみで作られ、リンゴのような酸味とうま味が程よいバランスで穀物の苦味も味わえる「モアネット・バイオロジーク」（750ミリリットル＝1,313円）、自然発酵で作られた独特の香りと酸味が特徴で、ラベルにバイオビールのシンボルとしてケシの花を入れている「カンティヨン・グース」（375ミリリットル＝735円）などを展開する。

　フェア開催は同23日（水）まで。

東武百貨店池袋店