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「グレイスラム」から販売する「COR COR（コルコル）」（左）と、1年に1度しか造れない貴重な「COR COR AGRICOLE（アグリコール）」（右）

　京王百貨店新宿店は4月19日（木）より、「沖縄展」を7階大催場で開催する。

　同展では、沖縄では4月が海開きにあたることから「一足早い沖縄の夏」をテーマに、新しい沖縄グルメを特集。ラフテーや沖縄そば、海ぶどう、もずく、ゴーヤー茶、ブルーシールアイスクリームなど伝統的な沖縄惣菜や沖縄スイーツ、海産物なども取りそろえ、実演販売やイートインを交えた約40店舗が出店する。

　注目は沖縄の新しい味で、中でも元気な沖縄の女性が手がけるグルメに焦点を当てる。沖縄電力の社内ベンチャー制度を活用し2004年に金城祐子さんが立ち上げた、南大東島で沖縄産ラム酒を製造・販売する「グレイスラム」が、百貨店の物産展初登場。開拓の歴史を持つ南大東島産のサトウキビを原料に、人工香料や化学色素を添加しない、無添加・無着色の地酒ラム酒「COR COR（コルコル）」（レッドラベル、アルコール40％、720ミリリットル＝3,100円）などを販売する。

　2002年、コザの中央パークアベニュー商店街が主催する「沖縄移住計画・ドリームショップグランプリ」でグランプリを受賞した大阪の女性2人がオープンした、地元で人気の洋風寿司＆スープのカフェ「SU-SU-SOON」は新宿の百貨店初登場。うなぎとキュウリ、クリームチーズを酢飯とアボカドで巻いた「アボカドチーズロール」（1本945円）や、沖縄特産のゴーヤーをシークヮサーの甘酢で漬けこみ、古代米と黒糖風味のかんぴょうで仕上げたヘルシーな「ゴーヤロール」（1本945円）を実演販売するほか、ミニイートインも展開。

　また、沖縄の人気ステーキハウスの老舗「ステーキハウス88」の、沖縄県産黒毛和牛「山原（やんばる）牛」を使った「山原牛 A5牛トロあぶり寿司」などを実演販売するほか、沖縄スイーツの人気店「きなこや」の豆乳と紅いも、黒糖、マンゴーをそれぞれ使ったなめらかな「琉球プリン」、「カヌチャベイホテル＆ヴィラズ」の地元沖縄の牛乳と名護の名水、和三盆を使った人気スイーツ「黒蜜杏仁豆腐」なども登場する。

　同25日（水）まで（最終日は16時閉場）。

京王百貨店新宿店