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「鬼瓦最中」は、佐賀県産のもち米（ヒヨクモチ）100％使った生餅を1枚ずつ手焼きで仕上げる最中種に、甘さ控えめの粒餡（白、黒）入り

　日本橋タカシマヤは4月12日（木）より、人気催事「大九州展」を8階催会場で開催する。

　6回目を迎える同展では、九州全地域からその土地を代表する名物や地元で人気の老舗や名店の味などが集まる。中でも、「長崎ぶたまん桃太呂」のぶたまんをはじめ、福岡「うなぎ処 柳川屋」のうなぎせいろ蒸し、福岡「太宰府参道 天山」の鬼瓦最中、熊本「パティスリー麓」のプリン（同17日まで）など、福岡・長崎の北九州地区と鹿児島・熊本の南九州地区を中心に初登場も含め、実演やイートインも交えて約60店舗が出店。

　今回初めて2週間にわたるロングランで催事を行うため、会期を1週目（同12日〜17日）と2週目（同18日〜23日）に分け、1週目は九州の特産「明太子」を、2週目は隣接する8階ホールで細川護煕元首相の展覧会開催に合わせ、細川家ゆかりの地「熊本」を、それぞれ特集する。

　「九州明太子」特集に登場するのは、今回初登場となる「うみ工房」の、辛子明太子の濃厚な味わいとカラスミの食感を兼ね備えた手作り明太子「明太からすみ」（80グラム＝3,675円）や、同じく初登場となる地元で有名な「かば田」の、北海道の肉厚昆布と自家製仕込み液に漬物貯蔵製法で漬け込んだ「昆布漬辛子めんたい」（300グラム＝3,150円）のほか、「はかた須賀や」「福さ屋」「やまや」などの明太子を取りそろえる。

　「熊本」特集には、細川藩の料理人をつとめていた森平五郎が病弱だった殿様のため健康食として献上したのが始まりで、以来その子孫が手がける「元祖森からし蓮根」の手作り「からし蓮根」（1本約300グラム＝1,050円）のほか、「香梅」の江戸時代には幕府への献上品ともなった細川家秘伝の伝統銘菓で、マルメロを使い羊羹製にしたものをもち粉で作った種ではさんだ「加勢以多」（1箱16枚入＝1,575円）、阿蘇の菓子店「菓心なかむら」の阿蘇の牧場の生乳、阿蘇の放し飼い牧場の卵を使った「湯だまりプリン」（1個231円）などが登場。

　また毎回人気を誇る焼酎には、熊本県「恒松酒造本店」の「無濾過黒麹仕込 王道楽士」（芋焼酎25度、1．8ミリリットル＝1,838円）や、鹿児島県「奄美酒類」の「古酒22年 奄美神之嶺」（黒糖焼酎38度、720ミリリットル＝5,250円）など、今回特に関東地区に出回っていない各酒造店の限定品を特別販売する。

　同23日（月）まで（17日は16時、23日は18時閉場）。

日本橋タカシマヤ