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日本各地からセレクトした銘酒が並ぶ和酒売場

　3月28日（木）、伊勢丹新宿店の地下1階惣菜・和酒売場がリフレッシュオープンした。同売り場は2月にリフレッシュした和菓子・銘茶売場に隣接し、和のゾーンが新装された。

　落ち着いたブラウン系カラーで統一された売り場は4つの料亭のほか、35店舗の惣菜・弁当を集めたコーナー、のりやつくだ煮などの名店8店舗を集めたコーナー、アジアンフーズの7店舗を集めたコーナー、健康をより意識した惣菜6店舗のコーナーで構成し、見やすく選びやすいように工夫した。

　今回のリフレッシュオープンに伴い新しく登場したのは、滋賀県八日市にある名料亭「招福樓」や約420年前に創業した京都左京区にある料亭「山ばな 平八茶屋」をはじめ、京粕漬で有名な「人形町 魚久」、ちりめん山椒の名店「祇園やよい」、東麻布のチャイニーズレストラン「中国飯店 富麗華」など27店舗。

　「ヘルシーコンシャス」をテーマにした総菜コーナーに出店するのは、体にやさしい旬鮮料理「自由が丘 あえん」をはじめ、食材を厳選し、「美しく、おいしく、こころと体にやさしいスープ」をテーマにしたフレンチの三國清三さんが手がける伊勢丹だけの新ショップ「メゾン ミクニ レ・スープ」、マクロビオティック食事法の原則にのっとり、低カロリーで体にやさしいメニューを展開する伊勢丹だけの新ショップ「M deｌi（エムデリ）」、「有機畑が作るおいしい食卓」をテーマに履歴の分かる野菜のみを使った惣菜を展開する伊勢丹だけの新ショップ「マザーズ」など。さらに、「アール・エフ・ワン」では具材を何層にも分けて入れた筒状の容器を皿にひっくり返しながら一気に盛りつけできる「Pa・Sa・Ra（パ・サ・ラ）」を柱に洋風からアジアンまで豊富なメニューをそろえるほか、「柿安ダイニング」では高山ポテンシャル農法野菜を使った伊勢丹限定のサラダ・惣菜や肉惣菜、アジアン・エスニックとのフュージョン商品を展開する。

　和酒の売り場では、日本酒、焼酎、ビールを中心とした「和のお酒」に特化した新しいコンセプトショップに生まれ変わった。中でも日本酒は地酒のほか日本各地からえりすぐりの銘酒をそろえ、銘柄や蔵元・地域ごとに分類し、ワイン売り場同様に理想的な温度と環境で和酒のうまさを伝える。売り場の一角には日本酒の「長期熟成酒」セラーを設け、全国約50蔵の酒を並べる。また、行事・歳時記に合わせて和酒と一流料亭の小皿を、器も含めセットで味わう新感覚のテイスティングバー「おもてなしバー」（有料）も併設。4月11日（水）からは、長野県・宮坂醸造「真澄」の銘酒3種とそれに合う一皿を名料亭「兆」の料理で楽しめる。

伊勢丹新宿本店