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大丸ららぽーと横浜店　1階入口イメージパース

　大丸は3月15日（木）、首都圏最大級の郊外型ショッピングセンター「ららぽーと横浜」1階に「大丸ららぽーと横浜店」をオープンする。

　同店は、同社の新業態「食の専門大店」第1号店となるもの。今年11月に移転増床オープンする大丸東京店を中核とする同社の首都圏戦略の重要な位置づけとなる同店は、東京店の分店として運営される。売り場面積は約4,000平方メートル。総投資額は16億円で、初年度売り上げ目標は40億円。

　コンセプトは「毎日が美味しくて楽しい私の街の新鮮市場」。デパ地下のグルメ性と食品スーパーのデイリー性、効率的なオペレーションなどを生かし、イートインや実演を多く取り入れた販売方法などで、「おいしさ、楽しさ、快適さ追求した売り場作りを目指す」（同社）という。

　売り場は、海産物や精肉、青果物、日配品を含むグローサリーなどを扱う「市場」、和総菜や洋総菜、中華総菜、米飯を扱う「デリカ」、パンとパンに関連したグローサリーを扱う「ベーカリー」、和洋菓子を扱う「スイーツ」の4つのゾーンで構成、イートイン14カ所に加え、ベーカリーゾーンとデリカゾーンに隣接して約40席のフードコートを設け、作りたてのパンやデリカを食べながら休憩できる環境を整える。各ゾーンの詳細は以下の通り。

【市場ゾーン】
◇海産物＝高品質、高鮮度、安心・安全にこだわった鮮魚と塩干、珍味（主に北海道）などを展開し、すしのイートインを併設。
◇精肉・ハム＝産地や生産者にこだわった牛・豚・鶏肉、手間をかけて作られた高品質ハム・ソーセージ、店内厨房で作りたての総菜などを展開。また、牛肉を使ったメニューによるイートインを併設。
◇青果物＝地場野菜をはじめ、京野菜や各地の伝統野菜、旬野菜などを展開。また、フルーツジューススタンドを併設。
◇グローサリー（日販品を含む）＝デイリー商品とデパ地下商品をミックスしたグローサリーやリーズナブルワイン、日本酒、焼酎を自主運営で展開。チーズ、漬物、練り物など専門性の高いショップも登場。

【デリカゾーン】
　各総菜の分野で人気の店のこだわり商品を展開、店内厨房での実演販売を多様し臨場感を演出すると同時に、イートインコーナーを併設し楽しさを提案する。
◇和総菜＝とんかつ、焼き鳥、くし揚げ、旬の素材を使った和総菜や、イートインを併設した東京の名店の天ぷら、うなぎ、大阪・北新地で人気のたこ焼き＆お好み焼き店、おこわやおにぎり、すしなどの米飯を展開。
◇洋総菜＝サラダ、フライなどを集めたデパ地下で人気の総菜ショップが登場。
◇中華総菜＝ギョウザ、シュウマイ、豚まん、中華総菜などを展開。中華料理のイートインを併設。

【ベーカリーゾーン】
◇パン＝大丸のプライベートブランド「ポール・ポキューズ」や「ドンク」のインストアベーカリーを中心に、ベーグル、横浜初出店のハンバーガーなど、作りたてをその場で食べることができるものを幅広く展開。
◇コーヒー・紅茶＝喫茶でも楽しめるコーヒー専門店と世界のお茶を販売する専門店、ジャムやドライフルーツなどの専門店が登場。

【スイーツゾーン】
　百貨店ブランドを中心に、地元横浜や湘南地区で話題の店など和・洋・中のスイーツを集め、それぞれカフェを併設したショップが登場する。
◇和菓子＝横浜初出店の創作和菓子や人気の老舗の登場に加え、京都嵯峨野の和菓子店のまんじゅうと団子の実演販売。そのほか、カステラ、米菓、生菓子などを展開。
◇洋菓子＝ショートケーキ、プリン、チョコレートなどを展開。人気シェフの店ではイートイン20席を併設し、フルーツを使ったスイーツやランチメニューを提案。アジアンスイーツ専門店でもイートインを併設し、ランチメニューを提案する。
◇甘味処＝京のお茶専門店の甘味処が横浜初出店。

　営業時間は10時〜20時。今秋には「食の専門大店」2号店として「大丸浦和パルコ店」が開業予定。

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