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地下1階に新登場する「PAUL」のパン

　京王百貨店新宿店は地下1階と中地階にある食品売場を2002年以来4年ぶりに改装、3月1日（木）に地下1階食品売場を先行オープンする。

　食品売場の改装は2003年度〜08年度の間、投資額約80億円をかけて行う全館改装の一環。売り場が、京王・JR線の改札口前であることやコンパクトな売場面積であるという特徴を生かし、「日常性と利便性を追求する」ほか、「消費者の生活スタイルに合わせてマーチャンダイジングや環境を刷新する」という。

　全館コンセプトは「新・大人生活へ」。市場のようなにぎわいを重視しながらも「上質でより美味しいもの」「作り手のこだわりが感じられるもの」（同社）へのニーズに対応した品ぞろえを強化。豊富な専門知識を持つアドバイザー的存在のスタッフを売り場に配置し、サービスの向上も図るという。

　地下1階食品売場の具体的なリニューアル内容は、以下の通り。
◇精肉売場＝「浅草今半」を核にドイツ「ダルマイヤー」の移設や、江古田の工場から出来たてのあぶり肉を直送する「なな福」の新規出店など。
◇鮮魚売場＝うなぎ専門店「宮川本廛」や新規出店の魚卵・干物・珍味をそろえた特選コーナー、活貝の専門化、刺身・寿司のオーダーサービスコーナーを新設。
◇野菜・果物売場＝料亭や有名ホテルへ商品提供する「築地 定松」が新規出店。ギフトを強化。
◇豆腐の自主編集コーナー「京王のおとうふ」の新設。
◇地下1階食品入口横ベーカリーコーナー＝フランスの人気店「PAUL（ポール）」が新規出店。人気のカンパーニュやクロワッサンをはじめ、デニッシュ、サンドイッチなど約100種類のアイテムを提供。

京王百貨店新宿店