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手前：ベルナシオン「ショコラアソート」、奥：バレドール

　伊勢丹新宿店は1月24日（水）より、恒例のチョコレートの祭典「サロン・ド・ショコラ」を本館6階催物場と7階バンケットルームの2フロアで開催する。

　5回目を迎える同展は、フランス「フランク・ケストナー」やルクセンブルグ「オーバーワイス」など初登場の11ブランドも含め、過去最大の規模を誇る全12カ国約60ブランドが登場。また、ファブリス・ジロットさんやクリスティーヌ・フェルベールさん、アンリ・ルルーさんをはじめ、世界のトップショコラティエ約30名も来場する。

　同展の注目は、フランス・リヨンで1952年創業の老舗「ベルナシオン」の国外初出店。門外不出といわれ、リヨン以外ではパリでもなかなか目にすることができない同ブランドのショコラは、原料のカカオ豆はベネズエラをはじめ、良質な中央〜南アメリカ産のもののみにこだわり、自社農場で生産したカカオを使いショコラまですべて自分たちで一貫製造しているという。3代目のフィリップ・ベルナシオンさんも初来日し、「パレドール」（250グラム＝7,350円）や「ショコラアソート」（17個入6,930円）などを販売する。

　毎回人気の、同展限定の伊勢丹セレクションによるショコラティエたちの味を1つの箱に詰め合わせたセレクションボックス」も登場。アンリ・ルルーさんをはじめフランスの4大巨匠の味を3種類ずつ詰め合わせたボックス（＝4,200円）やフランスの人気ショコラティエ10人の味を詰め合わせたボックス（＝3,570円）、8カ国のトップショコラティエの味を詰め合わせたボックス（＝2,940円）の3タイプを展開する。

　今回のテーマは「カカオ」。会場では、2メートル20センチのカカオの木の模型の展示を始め、さまざまなブースで産地別のショコラの販売などを通じて、ショコラの原料カカオの奥深さを体験できる。そのほか、各約25種類のショコラから好きなショコラを3個選び、コーヒーや紅茶と、2種類のワイン（別途有料）とともに楽しめるショコラバーも登場。7階バンケットルームでは、約13名のトップショコラティエによるセミナーやデモンストレーションを連日開催する。同29日（月）まで。

伊勢丹新宿店