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女性シェフ、レンヌ・サミュさんによる「スズキのポワレ、野菜のピストゥ」

　伊勢丹新宿店は11月8日（水）より、「フランス展」を本館6階と7階催物場の両会場で開催する。同展は伊勢丹創業120周年を記念した特別企画で、新宿本店では7年ぶりとなる2つの催事会場をまたがった大型企画となる。

　同展では、「L’Art de vivre（＝心豊かな暮らしの美学）」をテーマに自分らしいライフスタイルで暮らすパリジャンやパリジェンヌに注目し、「自然との共生」「精神的な豊かさ」「美意識」「こだわり」をキーワードに、彼らが日常取り入れている名店の味や食材、ワインなどを展開する。

　注目は、同展ならではの企画によるイートイン2店舗とワインバー。初登場となるプロヴァンスの「オーベルジュ・ラ・フニエール」は、フランスを代表する女性シェフのレンヌ・サミュさんによる野菜をたっぷり使った南仏プロヴァンス料理をプリフィクスコース（前菜＋メイン＋デセール、1人前＝3,150円、5,250円の2タイプ）で提供するほか、フレンチの新リーダーとして知られる「シャトー・コルディアン・バージュ」のティエリー・マルクスさんと京料理「木乃婦」の三代目高橋拓児さんの競演として、それぞれの料理人によるワークショップの後、フォアグラ、セップ茸、エビを共通の素材にした一品料理を各1品ずつ計2品セット（1人前3,150円/各日5回のイベントで1回60分程度、あらかじめ整理券配布）で提供する。

　ワインバーには、パリのミシュラン三ツ星シェフであるピエール・ガニェールさんの名を冠したレストランの東京店「ピエール・ガニェール・ア・東京」が初登場。ビオワインに合わせ有機栽培野菜などの自然派素材を使った特別メニュー「アミューズブーシェ」（料理3種＝1人前3,150円）を提供する。

　また、6階ではフランス産野菜各種やオーガニックコンフィチュール、オリーブなどの食材をはじめ、世界の料理界をリードするジョエル・ロブションさんが手掛けるドレッシングやパン、エリゼ宮御用達の名フロマージュリーのこだわりチーズ、人気パティスリーのコンフィズリーといったフランスならではのブランド・名店の味を販売するほか、有料テイスティングコーナーのあるグランヴァン・セラーとなる7階会場では、オーガニックワインやビオワイン、ボルドー・マルゴー地区格付け21シャトーのワインをそろえ販売する。同13日（月）まで。

伊勢丹新宿店