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「丸亀」から、貴重なサケを独自の鮮度管理でさしみにして販売

　日本橋タカシマヤは11月1日（水）より、秋の味を集めた「グルメのための味百選」を8階催会場で開催する。

　同展は、「こだわり」「手作り」「頑固」「伝統」「厳選」をキーワードに、日本各地で話題の味や珍味、その土地ならではの特産物を伝統的な製法で作られた郷土の味などが集まるタカシマヤの人気催事で、今展で27回目を迎える。

　会場には、昨年人気の高かった大阪「神宗」の「特用塩昆布」（270g＝1,050円/各日限定200点、1人3点まで）のほか、丹波産の聖護院かぶらを使った今の時期から販売する千枚漬けが有名な京つけものの「村上重」、三陸海宝漬が評判の岩手・釜石の老舗料理店「中村家」、小鮎煮やふなずしなど琵琶湖の味を扱う滋賀の鮎専門店「あゆの店きむら」、九州名産・壱岐のうにが人気の長崎「かつみ」などが登場する。

　注目は初登場の味。羅臼海区・雄武海区の2カ所で漁獲された国産の最高級サケ（オス）のみを取扱う札幌のサケ専門店「丸亀」から、サケの中でも最高級のシロザケで「幻のサケ」と呼ばれ鮭漁の中で数千匹から1万匹に対して1〜2匹の割合でしか捕れないという希少種の鮭「鮭児（ケイジ）」（価格は時価）が登場。同品以外にも、塩以外の調味料は一切使わず、寝かせることで身が熟成しうま味を引き出す独自の塩蔵技法で加工された「さしみ鮭」（サク、2本400グラム＝2,100円）も販売。

　ほかにも、創業350余年の熊本の老舗「白玉屋新三郎」の白玉と自家製あんこの「白玉甘味」（1カップ420円）をはじめ、新鮮な地魚を手開きし熟成乾燥で仕上げた生切り一夜干しを販売する香川「潮彩 トクモト」はうす塩で仕上げた「活〆 天然真鯛」（1枚1,000円）を、自家培養の自然酵母を使用した完全無添加のパン作りにこだわる西荻窪「リスドォル・ミツ」は日本橋タカシマヤ限定「風吹くままに」（1個450グラム＝840円）や「パン屋のおやじのひとり言」（200グラム×2個＝630円）を、それぞれ販売。

　人気のイートインでは、銀座の老舗すし店「銀座 久兵衛」から旬の秋の魚を使った特製にぎり「志野」（1人前9カン・巻物3個＝3,675円）と「織部」（1人前10カン・巻物3個＝5,250円）を、自社の養鶏場で飼育した鶏を使った料理で有名な京都「八起庵」から、厳選した鴨肉のうま味を引き出し九条ねぎと山椒がポイントの「鴨なんば」（1人前1,575円）が、それぞれ登場する。同7日（火）まで。

日本橋タカシマヤ