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松屋銀座・浅草の「おせち」商戦−「名店・レストラン・ホテルおせち」「個食おせち」拡充
(2021年09月09日)
松屋は10月1日(金)11時より、「2022年松屋のおせち」のインターネット予約受け付けを始める。
【画像】松屋初登場となる、プレミアムなイタリアンおせち
店頭での予約受け付けは、銀座本店が同13日(水)より地下1階おせち特設会場で、浅草店はネットと同日の同1日(金)より1階特設カウンターで行う。電話での予約受け付けは両店共に同15日(金)から。
コロナ禍初の正月となった2021年おせち商戦は、国内外の旅行をはじめ、帰省、外食自粛という「巣ごもり」需要を背景に、前年比約140%(ECは約200%)と売り上げは好調で、名店やホテル・レストランの高級おせちに加え、コロナ禍による食事スタイルの変化から1人1段の「個食おせち」の人気が高く、売り切れ商品も多かったという。
この傾向は、2022年のおせち商戦でも続くと見ている同社。事前に行った同社メルマガ会員対象の「正月の過ごし方・おせち」に関するオンラインアンケートでは、「おせちを購入する」が昨年から増加し約65%となり、「おせちの予算を増額する」では約23%に上る調査結果を得た。同社では、「昨年初めておせちを購入し、おいしかったと感じた人のリピート購入や、旅行などを控える代わりにおいしいものを、というニーズが見られる」とし、「アフターコロナを見据えて前向きに新年を迎えたいと、よりおせちの需要が高まる」と予想する。
そこで、同社の強みでもあり、応援も込め「名店やレストラン・ホテルのおせち」を拡充。「正月だからこそ、ぜいたくに過ごしたい」ニーズに応え、「豪奢(ごうしゃ)おせち」も企画し、今回最高価格となる40万円のおせちが初登場する。銀座「ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン」のエグゼクティブシェフを務めるルカ・ファンティンさんが手掛ける「プレミアムなイタリアンおせち」で、オマールエビや黒トリュフ、タラバガニ、白トリュフ、キャビアなど豪華食材を取り入れた内容だ。
オンラインアンケート結果の、「和+洋(中)」「おせち+オードブル」「おせち+菓子おせち」などおせちの組み合わせを予定する人が増加しているのに伴い、「ピエール・エルメ・パリ」のお菓子おせちをはじめ、松屋オリジナルの「和洋三段重」「和洋中オードブル二段重」などもそろえ、「複数買いの需要」を見込む。
そのほか、食材に焦点を当てた「サスティナブルなおせち」、産地応援や生産者の顔が見える「安心・安全なおせち」、昨年好調で前年の約2倍の売り上げとなった「個食おせち」を強化。カタログでは203点(うち松屋限定20点)、ネットでは191点を展開し、中心価格帯は2〜3万円台。前年比105%を目指す。
おせちの予約はネット・電話・店頭共に12月25日(土)まで(ネットは17時まで)。
松屋初登場となる、名店のぜいたくなおせち(関連画像)松屋初登場となる、人気パティスリーの菓子おせち(関連画像)松屋銀座・浅草
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